「情景」の意味と使い方、類語「景色・風景・光景・状景・場景」との違い
「情景」の意味と使い方、類語「景色・風景・光景・状景・場景」との違い

「情景」の意味と使い方、類語「景色・風景・光景・状景・場景」との違い

「情景」という言葉をご存知でしょうか。「情景が思い浮かぶ」「情景を感じる」などと使います。「情景」は日常会話でも比較的よく使う言葉だと思います。だいたい意味は分かる、なんとなくイメージはつく、という方がほとんどだと思いますが、具体的に「情景」がどのようなことを表しているかについては知らないかもしれません。「情景」には「景色」「風景」「光景」などと、似た言葉がたくさんあります。これらの言葉とどのような違いがあるか、詳しく説明することはできないですよね。正しく使うために、しっかりと意味を理解しておきましょう!そこで今回は「情景」の意味と使い方、類語との違いについて解説していきます。

何か心に訴えかけるような場面や光景を表す場合に「情景」を使います。 「単なる景色」ではなく、人の感情を激しく揺さぶるような光景や、強烈な印象を残すような場面を「情景」と表します。 「情景」は「記憶に深く残る場面」を意味しているので、良い光景も悪い光景も含まれます。 例えば、海外の美しい風景がずっと忘れられなければそれは「情景」で、事後現場のおどろおどろしい光景が記憶に残っていればそれも「情景」です。「情景」は必ずしも、素晴らしい場面だけではないということになります。 言い回しとしては、

  • 情景が浮かぶ
  • 情景を感じる
  • 情景を思い浮かべる
  • 情景を彷彿させる
  • 情景を目にする
  • 情景が目に留まる
  • 情景描写
  • 情景反射

などとなります。 「情景描写」は「小説や映画において、物語の特定の場面の光景やありさまに関しての記述」です。 情景描写を使うことで、その場の緊迫感や臨場感というものを出せることができます。

  • 学生の頃よく聞いていた音楽を聞くと、その時の情景が目に浮かぶ。
  • おもちゃで無邪気に遊んでいた、幼少期の情景を思い浮かべた。
  • 言葉では言い表すことができない情景が目に留まった。
  • 買い物している途中で、親子の微笑ましい情景を目にする。
  • 最近読んだ本は、心に焼きつくような情景描写が素晴らしかった。
  • 子供の頃によく食べていた駄菓子を食べると、昔の心地よい情景を感じる。
  • 夕方の公園では、犬連れが散歩しているほのぼのとした情景を目にする。
  • 彼の作品には、動物たちの心あたたまる情景が描写されている。
  • 事故現場は、視線を背けたくなるような惨憺たる情景が広がっていた。
  • だいぶ前に見た事件現場の情景が、今でも時々脳裏に浮かんでくる。
  • 小説は情景を思い浮かべながら読むと、より物語を理解することができるだろう。

情景・景色・風景・光景・状景・場景 の違い

▶︎「情景(じょうけい)」・・・心に何かを感じさせるような場面やありさま。記憶に深く残る場面 ▶︎「景色(けしき)」・・・山・川・海などの自然なおもむき、ながめ、風景 ▶︎「風景(ふうけい)」・・・見ていたい目の前に広がる人・町・自然のながめ。その場のようす ▶︎「光景(こうけい)」・・・目の前に具体的に見える美しいありさま。惨憺たるながめ ▶︎「状景(じょうけい)」・・・心に何かを感じ取らせるような場面やありさま。心に深く残る場面 ▶︎「場景(じょうけい)」・・・その場の光景。その場の様子

「景色」は、山や海など単に見ていて美しいと思うながめを表す場合に使います。 「景色」は「茶道具鑑賞の上で使われる陶器の見所」という意味もあります。 「風景」は「目の前に広がるながめ。その場のありさま」を意味します。「風景」は見ていて心地の良いながめや、好感を持つことができる人の様子を表す場合に使うことが多いです。「田園風景」の他にも、「通学風景」「通勤風景」などとも言います。 「光景」も「情景」と同様に、美しいながめに対しても悲惨な様子に対しても使います。 ただ、「光景」には「心を動かされるほど」という意味合いは含まれず、「見たまま。見えたまま」という意味になります。 「状景」は「情景」と同じ意味ですが、一般的には「情景」を使うことが多いです。 「場景」は「心の深く残る」などと意味合いは含まれず、単に「その場面での様子。ある場でのもののありさま」を表します。

  • 海の眺めを望むことができるレストランで、美しい景色を見ながら料理を食べる。
  • いつもより肌寒いと思い、外を見ると美しく真っ白な雪景色が広がっていた。
  • 放課後、教室で勉強をしながら運動部の練習風景を見るのが彼女の楽しみとなっている。
  • ここの道をまっすぐ進んでいくと、のどかな田園風景が広がっている。
  • これまで目にしたことがないほど綺麗な光景に、思わず心が震えてしまった。
  • そこには思わず目を背けたくなるような光景が広がっていた。
  • 遊園地に行くと、はしゃぐ子供や楽しんでいる人たちなど微笑ましい状景が目に留まる。
  • 海外に旅行しに行った時のことを思い出すと、口では説明できないような状景が浮かぶ。
  • 何か分かるかもしれないと思い、犯行の場景を再現してみる。
  • 実際の現場にいた人に、その場の場景を事細かに説明してもらう。

「情景」のその他の類語

眺望<ちょうぼう> (意味:遠く見渡すこと。見渡したながめ) 「山頂からの眺望はとても気持ちがいい」 壮観 (意味:壮大なながめ。大きく立派なみもの) 「屋上からの眺めはとても壮観だった」 見晴らし (意味:広く見渡すこと。また、その景色) 「見晴らしが良いからここに住む」 展望 (意味:遠くの景色や広く社会の出来事などを、ながめ見渡すこと) 「未来への展望が開ける」 景趣<けいしゅ> (意味:けしき。おもむき。風趣) 「景趣がとても素晴らしい」 パノラマ (意味:全景。広い眺望) 「パノラマが広がっている」 遠景 (意味:遠くの景色) 「遠景描写に挑戦してみる」 面影<おもかげ> (意味:目先にないものが、いかにもあるように見える、そういう顔や姿や物のありさま) 「その子を見ると母親の面影がちらつく」 シーン (意味:光景。映画や演劇などの一場面) 「ラストシーンは圧巻であった」 場面 (意味:その場の様子。芝居や映画などの一場景) 「印象深いのは最後の別れる場面だ」 ワンカット (意味:映画やテレビで、一画面) 「ワンカット撮影を試みる」

「情景」の英語表現

「scene」「sight」など

The scene of everyday life at that time suddenly occurred to my head.

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まとめ

「情景」について理解できたでしょうか? ✔︎「情景」は「じょうけい」と読む ✔︎「情景」は「人の心を動かすような場面や風景。心にある感じを思い起こさせるような光景」を意味 ✔︎「情景」は美しい場面の他にも、悲惨な場面を表すこともできる ✔︎「情景」の類語には、「眺望」「面影」「場面」などがある

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