スワロー同士で子供は採れ得るのか?
スワロー同士で子供は採れ得るのか?

スワロー同士で子供は採れ得るのか?

こんにちは。 昨日有り得そうで有り得なかったことが起きたので記録しようと思います。 一体何が起こったのかというと、スワロー×スワローで子供が採れたかもしれないんです。 通常スワロー同士では子供が採れないのが常識です。 何故なら、オスはゴノポディウムが伸びて、物理的に交接することが出来ないからですね。 その為、スワロー同士ではノーマルオス×スワローメスでしか子供が採れないとされています。 これは皆さん後存じリボンでも一緒ですね。 ただ、リボンとスワローでは決定的に違う点があります。 それはスワローのゴノポディウム伸長はランダムであるという事です。 スワローの背びれや腹びれは必ずしも伸長するとは限…

こんにちは。 昨日有り得そうで有り得なかったことが起きたので記録しようと思います。 一体何が起こったのかというと、スワロー×スワローで子供が採れたかもしれないんです。 通常スワロー同士では子供が採れないのが常識です。 何故なら、オスはゴノポディウムが伸びて、物理的に交接することが出来ないからですね。 その為、スワロー同士ではノーマルオス×スワローメスでしか子供が採れないとされています。 これは皆さん後存じリボンでも一緒ですね。 ただ、リボンとスワローでは決定的に違う点があります。 それはスワローのゴノポディウム伸長はランダムであるという事です。 スワローの背びれや腹びれは必ずしも伸長するとは限りません。

ヒレの伸長はランダムなので、このように同じスワローでも大きく差が出ます。 ゴノポディウムも本来尻びれであるわけですから、伸長のランダム性については同じです。 つまり、極稀にゴノポディウムが伸びていないオスが出てくることがあるんです。 グッピーのベテランであれば一度は経験があるんじゃないかと思います。 ゴノポディウムが伸びないスワローは、部分伸長の系統で出やすいです。(スワローとしては表現の弱いオスに多い) 文章だけでは読み疲れるかと思いますので、ここからは画像を交えながら書き進めたいと思います。 2か月前、トパーズのスワローから子供を採りました。 その際は死産が多くて4匹しか採れなかったのですが、超薄飼いだったので2か月半でこんな感じに育ちました。

1匹目 トパーズのスワローオスです。 2匹目

スワローメス。 親の表現が弱かったせいか、伸長部分は少ないです。 ランダムとは言えど多少は親の影響は受けると感じています。 ただ、同じ親から部分伸長と全伸長が出る事もありますし、系統レベルでは腹によって全然異なる場合が多いので、ランダムはかなり高いです。

3匹目 この子だけ異常なくらいでかく、2か月半で本来の4か月サイズはあります。(具体的にはボディが3センチくらい) やっぱ1匹当たりの水量ってめちゃくちゃ大事だなと思いますね…。 4匹目

問題の子。 分かりやすい写真をドン。 前提としてこの子はスワローなのでしょうか? 良く見ると尾びれ上部に明らかな伸長が見られ、拡大してみると他の条のいくつかも伸長しかけています。 背びれの形もノーマルにしては若干不自然感があるように思えます。 私の意見では、この子は表現が超弱いスワローオス。 スワローになるべき遺伝子を持っていても、ヒレの伸長が全くなかったらそれは果たしてスワローと呼べるのか? 的な感じもありますが、別問題なので割愛…。 冒頭で書いた通り、グッピーをやっていたらこういうスワローはちょこちょこ見かけますので、8割9割スワローで間違いはないと思います。 同腹が数十匹採れていて全部スワロー、つまり100%スワローの掛け合わせが確定していたら99.9%と言えますが、この腹は4匹しか採れてないのでその真偽は不明かな。 で、前々からずっと思っていた疑問。それは…。 スワロー同士で子供は採れ得るのか? より正確にはゴノポディウムの伸びていないスワローオス×スワローメスは掛かるのかという事になります。 リボンやスワローのオスは生殖能力がないわけではなく、ゴノポディウム伸長によって物理的に交接できないだけとされています。 じゃあゴノポディウムが伸びていないオスならいけるんじゃね?とずっと思っていました。 そして今回、これ以上ない機会だと思ったのでこの4匹を水槽飼育して経過を観察しました。 結果、メスのお腹が膨れてきました。 本来はここで記事を書こうと思ったのですが、まだ採れるかは不確定だったのでとりあえず産仔ケースに移動。 本当は書くのが面倒だっただけ

隔離して次の日、稚魚産まれてるー! 25匹ほど(死産含めたら30ちょい)採れました。 2か月半の初産でこんなに産んだのも驚きですが、案外サクッと採れて拍子抜けです。

交配ペアについてですが、メスは右で確定。 オスはゴノポピロピロの方が掛かるとは思えないので、左でほぼ確定でしょう。 ただ、スワローは本来の掛け合わせでも100%スワローの組み合わせがありますし、スワローの遺伝を思い返すとスワロー同士でもノーマルが出る組み合わせがあるはずです。 つまり、子供のスワロー遺伝率をみてもこのオスがスワローという確証を得ることは出来ません。 この点を考慮してもらい、スワロー同士でも掛かれば絶対採れるという思考ロックはまだしないでください。 あくまで一例ということで。 他にもケースがあるか探してみたり、実際にやってみてもらった方が良いと思います。 (私の方では今回の事例は初だと思いますが、このブログもそこそこ長いので記事によっては重複する事を初見と勘違いして書いている可能性もあります。) 例えばですけど、リボン同腹のノーマルオスがエッジ出やすいと言われるように、スワロー遺伝子の組み合わせによっては抑制の力と伸長する力が拮抗して、非スワローの組み合わせなのに若干スワローっぽくなるみたいな。 個人的にはないと思いますが、そんな事も一応考えられなくはないですよね。 視野を広く持ってあらゆる可能性を考えるのも大事かなと。 そういう事を考えるのもまた1つの面白さとも思います。 とりあえず今私にできる事として、この子達を育てていこうと思います。 今回はこんな感じで👋