ロシア軍は2024年9月から2025年9月までにドネツク州ノヴォミハイリウカ付近から90km以上も西に広大な農地や荒野を踏破している
DEEP STATEは29日「ロシア軍がポクロウシク南郊外で前進した」と報告したが、それよりも深刻なのはロシア軍は非常に早いテンポで前進し続けているザポリージャ州フリアイポレ方面で、フリアイポレの主要補給ルートを物理的に遮断するまであと10kmの位置に到達した。
DEEP STATEはドネツク州ポクロウシクについて17日「ポクロウシク市内のゼレニフカ地区でグレーゾーンが広がった」と、RYBARは18日「ロシア軍がポクロウシク市内のゼレニフカ地区をほぼ占領した」「ロシア軍がポクロウシク近郊のトロヤンダをほぼ占領した」と報告、視覚的にもウクライナ軍がポクロウシク市内のピウデニー 地区でロシア軍を攻撃する様子 Ⓐ 、ロシア軍兵士がドゥルニャク地区でウクライナ軍兵士を待ち伏せ攻撃する様子 Ⓑ が登場。
DEEP STATEはポクロウシクについて29日「ロシア軍のズヴィロヴェ集落の大半を占領した」「ポクロウシク市内のラズールニー 地区方向にグレーゾーンが伸びた」「ポクロウシク郊外の墓場にグレーゾーンが伸びた」「T-0515沿いにポクロウシク市内へグレーゾーンが伸びた」と報告、RYBARも29日までに「ロシア軍がE-50を越えてノヴォパヴリヴカ集落内に侵入した」「ロシア軍がE-50沿いを占領した」「ロシア軍がチュニシンを占領した」と報告。
視覚的にもウクライナ軍がノヴォパヴリヴカ集落内でロシア軍を攻撃する様子= Ⓐ が登場し、ポクロウシク南郊外の状況は非常に緊迫してきたが、モニター越しに登場する視覚的証拠の位置を線で結ぶだけの観測者とは異なり、DEEP STATEもRYBARも「まだロシア軍の主力部隊はポクロウシク市内中心部に進出していない」という評価だが、戦いが市内中心部に進出する条件(DEEP STATEとRYBARの評価には程度の差があるものの)自体は徐々に整いつつある。
※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
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- 2025年 9月 29日
ポクロウシクが危険と言われ始めて半年以上経ってるのに未だに防衛ラインが未完成とはどういう事だろうか。 予備戦力もほかを切りしてる勢いで送られてるようだし、当然資材も優先的に送られてると思う。 強固な防衛ラインのウクライナ基準が恐ろしく高いから、ずっと未完成ということだろうか。
- 航空万能論GF管理人
- 2025年 9月 29日
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- 2025年 9月 29日
教えていただきありがとうございます。 従来の防衛ラインとは別概念の防衛ラインが未完成という意味だったのですね。 不勉強でした。
- hoge
- 2025年 9月 29日
ポクロウシク市街地の高層ビルが砲撃でどんどん打ち壊されててバフムートを想起させる 今年の1月頃にまだまだ守れそうな雰囲気があったのってやっぱりドローンラインのおかげだったんだな ・空爆でドローンの製造拠点や輸送路を叩かれた ・クルスクの崩壊によってスームィで緊急の火消しが必要になりポクロウシクが手薄になった ・ポクロウシク周辺での補給を円滑にするためにロシアがEW装備を大量投下した ・ファイアポイントの汚職(性能の低いドローンを高額で売りつけてられた) 他にも理由があるかも知れんがポクロウシクが崩れた理由は大体こんなところだと思う
- たむごん
- 2025年 9月 29日
- す
- 2025年 9月 29日
- たむごん
- 2025年 9月 29日
- ppp
- 2025年 9月 30日
>>兵の損失、臨界点までの猶予 どう考えても最重要軍事機密なので、徹底して欺瞞隠ぺいしなければならない情報ですからね 隠すのは当然も当然なので、戦後に研究が進まないと本当のところは何も分からないでしょう
- たむごん
- 2025年 9月 30日
- なんとも
- 2025年 9月 29日
そうですね。面積で勢いとか、有利不利も計れますからね。もう一つは空爆の成功率ですかね?明らかにロシア側が空爆やドローンで与えられる被害が1〜2年前と比べて増えてきており、防空力の低下が推し量れます。 面積で行くと、守備側のウクライナが押されっぱなしということは攻者3倍原則からすると、ウクライナは相当まずいんだろうなと推察できます。 ちなみに、戦線が長いから、条件がーは下手な言い訳だと思います。23年反転攻勢。クルスクとロシア側は攻者3倍原則に則りウクライナを撃退しているからです。
- たむごん
- 2025年 9月 30日
- なんとも
- 2025年 9月 30日
- nanasi
- 2025年 9月 30日
2024年5月のWSJと東京新聞の記事 「 同紙によると、ロシアが最近6カ月で発射した無人機とミサイルの数は、その前の6カ月と比べて45%ほど増加した。無人機は最近6カ月で2628機発射され、ほぼ倍増した。 弾道ミサイルの発射数は33発から114発、極超音速ミサイル「キンジャル」と極超音速巡航ミサイル「ツィルコン」は計27発から計46発に増加。地対空ミサイルのS300やS400は、今年に入って計175発が発射された。 弾道ミサイルの迎撃率は10%にとどまり、S300とS400は1発も迎撃できなかった。」 見る感じ温存ではなく増産でしょう。 やはり欧米がロシア資源の輸入続けてたり、経済制裁が十分に機能せず部品の輸入続けれてるのが大きいのかと。
- 匿名
- 2025年 9月 29日
- 黒酢
- 2025年 9月 29日
- い
- 2025年 9月 29日
- nk
- 2025年 9月 29日
- 匿名
- 2025年 9月 29日
- hoge
- 2025年 9月 29日
ロシアが頑なにドニエプル川の橋へ攻撃しないのを不思議に思ってたんだけど 割と最近に燃料補給の大動脈へちょこっとピンポイントで爆撃したのを見て何となくわかった気がする これさ、左岸側にウクライナの戦力を誘引してない?
- Mr.R
- 2025年 9月 29日
- Artillery
- 2025年 9月 29日
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