「生体鉱物アーマー」を持つ昆虫が発見される
アリはかなり組織化された生物であり、社会性の高い昆虫として知られています。時に大規模な戦争を起こすことでも知られるアリですが、新たな研究では、ハキリアリが自ら生み出した「生体鉱物アーマー」をまとっていることが発表されていました。昆虫界でミネラルを硬化させたボディーアーマーを装着している生物の例は、これが初めてとのことです。
「Acromyrmex echinatior」として知られる新種のハキリアリの群れは、それぞれ役割が決まった4つの階級に分かれており、特殊な菌類を育てて「農業」を行うことで何百万もの仲間から成る群れを維持します。大きな群れで暮らすということは病原体にかかるリスクも高くなりますが、Acromyrmex echinatiorは「生体鉱物アーマー」を身に付けてそうした脅威や外敵との「戦い」に備えていることがウィスコンシン大学マディソン校の研究チームにより発表されました。
研究チームが顕微鏡検査や電子線後方散乱回折法などでアリの外骨格を覆うミネラル層を深く観察したところ、コーティングは約3~5マイクロメートルのマグネシウムの方解石結晶でできていることが判明しました。
このような構造がいつ・どのように発生するのかを調査するため、研究チームはハキリアリを飼育。研究者によると赤ちゃんアリにコーティングは存在しませんが、アリが成長するにつれコーティングは急速に発達し、外骨格を大きく硬化させることが判明したそうです。また研究者が実験的にハキリアリを「戦い」の環境に置いたところ、生体鉱物アーマーを持つハキリアリは戦いにおいてケガが少なく生存率を高めることができました。また、アーマーを持たないハキリアリはメタリジウムのような病原体に感染しやすいことも研究者は述べました。
この記事のタイトルとURLをコピーする2020年11月27日 15時00分00秒 in サイエンス, 生き物, Posted by darkhorse_log
You can read the machine translated English article Insects with 'biomineral armor' are disc….
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