脂質とは?その種類をとくに重要な5つにしぼって紹介します
脂質とは生物(動物と植物)が合成する化合物のうち、水に溶けないもの(あるいは水に溶けにくいもの)のことです。 そしてその脂質で、私たちの身体にとってとくに重要で覚えておくべきものは5種類あります。
体内での中性脂肪のほとんどは脂肪細胞 (皮下脂肪や内臓脂肪) に蓄えられています。 この脂肪細胞は、中性脂肪の倉庫のようなもので、貯蔵する中性脂肪が増えて脂肪細胞に入りきらなくなると、脂肪細胞は分裂し、新たな脂肪細胞をつくりだします。 これがどんどん進むと、いわゆる「肥満」ということになります。ただ、中性脂肪というと悪いイメージがあるかもしれませんが、人類は中性脂肪を蓄えることによって、飢餓に備えることができるようになり、人類の進化を促したという学説さえあります。
中性脂肪の役割 中性脂肪の種類- モノグリセリド(=モノアシルグリセロール)
- ジグリセリド(=ジアシルグリセロール)
- トリグリセリド(=トリアシルグリセロール)
中性脂肪には上記の3種類ありますが、血中にある中性脂肪のほとんどはトリグリセリドです。
補足:中性脂肪の種類 ・モノグリセリド・・・1つのグリセリンに、1つの脂肪酸がくっついたもの ・ジグリセリド・・・1つのグリセリンに、2つの脂肪酸がくっついたもの ・トリグリセリド・・・1つのグリセリンに、3つの脂肪酸がくっついたもの
3.リン脂質(グリセリン+脂肪酸+リン酸)とはリン脂質とは、中性脂肪(≒トリグリセリド)の3つの脂肪酸のうち、1つがリン酸に置き換わったものです。
両親媒性とは? 1つの分子内に水と混ざりやすい親水性部分と、水と混ざりにくい疎水性部分の両方をあわせもっている場合、その分子は両親媒性の性質があるといいます。つまり、リン脂質には疎水性と親水性の部分があります。この性質(両親媒性)により「細胞膜」の主な構成要素となっています。
4.糖脂質(グリセリン+脂肪酸+糖)糖脂質とは、糖質を含む脂質のことです。
糖脂質には以下の2種類があります。- グリセロ糖脂質(代表例:モノガラクトシルジアシルグリセロ―ス)
- スフィンゴ糖脂質(代表例:α-ガラクトシルセラミド)
コレステロールだけ他の脂質と全く違う構造をしていて、ステロイド骨格をもっています。
ステロイド骨格とは?- 細胞膜の構成成分
- ステロイドホルモンの材料
まとめ:脂質とは?その種類は??
脂質とは生物(動物と植物)が合成する化合物のうち、水に溶けないもの(あるいは水に溶けにくいもの)のことです。
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