閑房雑録(元アキバというより外神田)
閑房雑録(元アキバというより外神田)

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今年4回目の熊本訪問。いつものように仕事のついでに、少し周辺散歩。 今回は、春先の訪問で見つけた熊本の森林鉄道跡をいくつか愉しもうと思い、まず、土曜の朝...

今年4回目の熊本訪問。いつものように仕事のついでに、少し周辺散歩。 今回は、春先の訪問で見つけた熊本の森林鉄道跡をいくつか愉しもうと思い、まず、土曜の朝、熊本城内・監物台の樹木園を徒歩で散策。この公園には内大臣森林鉄道の機関車が保存されています。ちなみに監物台樹木園は営林署の関連施設のようです。8時前に新聞片手に宿を出てアーケード街のコーヒーチェーン店で軽食を摂った後、徒歩で熊本場内に向かいましたが、監物台の公園は9時から開門。だいぶ早着してしまいましたので、しばらく城内を散歩してしまいました。熊本城は広いですね。石垣も凄いです。 樹木園受付で、林鉄機関車の展示場所を尋ねたら入り口入って左手に見えますとのこと。入ってすぐに見えました。若い頃山歩きをしている際に見た林鉄機関車のことなど思い出し、ひどく懐かしい感じでした。 展示されている機関車は150馬力(この数字は少し怪しいかも、たぶん105馬力→詳しくは別記事で)のディーゼルエンジンを搭載し、車両重量は4.8トン。銘板に「特許199261号・野村式ディーゼル機関車・株式会社 土佐造船鉄工所車両部・高知 製作1961.10」とありました。内大臣森林鉄道は1967年に廃止しているので林鉄営業末期の車両のようですね。機関車から、レストアしてほしいと泣いているように思える、オイルの枯れて行く匂いがしていました。塗装もずいぶん劣化していましたし、できればディーゼルエンジンやミッション、車軸などににオイルをさして、ペイントをタッチアップして上げたい、そんな気持ちになる状態です。 これを眺めた後、レンタカーで、甲佐から林鉄が通っていた、緑川沿いに美里へ向かいましたが、途中、林鉄だけだとつまらないので、前から気になっていた、美里町甲佐平というところにある福城寺という天台宗の山寺(別記事にします)に立ち寄ったのですが、これがとても良くて気分が変わりまして、前から気になっていた、他の山の中の寺を訪問することにしました。ということで、林鉄跡は霊台橋のトンネル(下の写真)で見学終了。 写真が良くないのでわかりにくいのですが、竹やぶの向こうにトンネルが見えます。トンネルの前には森林鉄道の軌道跡が今も残っています。霊台橋の脇に、あたらしくカフェがオープンしていましたが、その経営者の方も、このトンネルと林鉄の軌道跡を観光資源として見ているようなので、そのうち竹を整理してよく見えるようにしてくれるかもしれません。 ちなみにカフェの2階から眺めた霊台橋、良いアングルになります。トンネルは、上の写真右手の石橋基部にあります。このカフェで「鹿肉ハンバーガー」というのを食べました(笑) この機関車には、つい数日前、製造した「土佐造船鉄工所」の経営者のお孫さんに偶然にも巡り合うという後日談がありまして、非常に驚いています。 先週出かけた、ビッグサイト(東京)で開催していた農業生産技術や青果の物流通資機材の展示会(アグロイノベーション2014)の高知県主催ブースで、農作物被害防止のための鹿やイノシシ用のワナが展示されておりまして、「そういえば、霊台橋の脇のカフェで鹿肉バーガーを食べたよねぇ」などと「ワナ」を冷やかしていたら、なんと、当方に説明をしてくれていたその販売会社(メーカー?)の社長さんが、機関車の製造元経営者の血縁の方でした。いかにも造船所の会社名でしたのでちょっと気になり、「造船会社なのにいろいろやってますねぇ。。。そういえば、この間、熊本で高知の造船会社が作った林鉄機関車見ましたよ」とスマホの中にしまってあった機関車の銘板をお見せしたら、「じいちゃんの会社や」というお話。世の中狭いですねぇ(笑) この「わな造君」は、高知市にある大永造船さんという会社が1個9千円で販売しているのだそうですが、保存されている機関車と関連があると思うと、ちょいと面白おかしくもあるのでした。

by akiba-echo | 2014-11-16 08:08 | 旅の話し | Comments( 0 )