毒グモ! セアカゴケグモとクロゴケグモに咬まれてみた
毒グモに咬まれないようにという注意が流れることがあっても、実際咬まれたらどうなるのかは不明なままだ。疑問を実践によって解決した。
10:19 咬まれる。チクリとした、痛みとも痒みともつかない刺激が手の甲(人差し指付け根)に走る。 10:20じわじわと痛みに変わってくる。ただし、たいしたことはない。 10:21 痛痒さはじわじわ強くなる。 10:26 痛みがズキズキとしたもの変わり始める。腕や指が痺れたりはしない。患部(刺された箇所のこと)がサシアリや蚊に刺されたように腫れているのに気づく。 10:38 脇の下がジンジンと痛み出す。 10:43 痛みが強くなる。が、普通に談笑できる程度。10:49 徐々に、少しずつだが痛みが強くなっていく。 肩、背中がほんのりダルい?気がする。 11:01 痛みに関しては変化無し いつの間にか患部の腫れが収まっている 11:30~順調に痛みが引いていく 11:50まだ脇~脇腹(乳首のあたりまで)がほんのり痛む 患部は軽くズキズキしている。 12:40脇の痛みは消える。 痛むのは患部のみ。ただし、痛みは強くなる。セアカゴケグモの場合と同じく、骨自体が痛む感じ。 14:35 変化無し 15:15 患部が冷たい(冷や汗を薄くかいたようにしっとり湿っている。拭っても解決しない。)。痛み自体は徐々に和らいできたような? 15:40 明らかに冷たい。 氷を当てた後のよう。 21:50 まだ骨の疼痛は続いている。相変わらずじっとりと患部だけが汗ばんでいる 深夜03:20 症状かわらず
翌日20:20 痛みはかなり引いたが、まだ若干の疼痛。汗ばみはまだ引かず 翌々日20:00 骨の痛みはまだわずかに残る。 患部がチクチク痛む。まだ冷たく汗ばんでいる感じ さらに翌朝8:00 意識しなければ痛みや違和感は覚えない。ただし、汗ばみは薄く残っている。その晩にようやく汗ばみが無くなる。汗ばむ症状が消えるまでに丸四日を要したことになる。
クロゴケグモ毒評価 痛み★★☆☆☆ 不安感★★★☆☆ 興味深さ★★★★★おまけ:他の毒虫にも刺された
そういえば、ルイジアナ州ではファイヤーアントという毒アリにも刺された。 痛みで言えばこちらの方が酷かったように思う。 刺激が強いので写真の掲載は控えるが、集団が一斉に刺してくるので患部は蕁麻疹のようになる。あと、その後それが膿むのでゴケグモなんかより遥かにたいへんだった。
ファイヤーアントの巣 ファイヤーアントの毒評価 苦痛★★★☆☆ 不安感★★☆☆☆ 患部がグロい&化膿する不快さ★★★★★ 日本産の有毒クモ。ハチに刺された程度には痛む。ちなみにこのクモは母親が我が子たちに自分の身体を食べさせることでも有名。 カバキコマチグモ毒評 苦痛★★★★☆ 不安感★☆☆☆☆ 母の愛への感動★★★★★ 日本最大のクモ オオジョロウグモ 南西諸島に生息する日本最大のクモ、オオジョロウグモ。このクモも咬まれるとハチに刺されたように痛むと聞いていたが… なんのことはない。ほんの少し痛痒い程度。期待はずれ(?)だった。 オオジョロウグモ 苦痛★☆☆☆☆ 肩透かし感★★★★★ ついでにオオジョロウグモと並んで日本最大のクモとされるオキナワオオハシリグモにも咬まれてみた。 やはり多少痛痒いだけ。オオジョロウグモよりは強かったが、大差なし。 オオハシリグモ毒評 苦痛★☆☆☆☆ カバキコマチを見習え感★★★★★ 実は日本にもサソリがいる。八重山に生息するマダラサソリだ。 体が小さいため毒針も貧弱。指の腹は皮が厚くて通らないので、皮膚の薄い鼻の頭を刺してもらった。…全然痛くないし、幹部が赤くなったり腫れたりすることもない。なんだこれ。 マダラサソリ毒評 苦痛★☆☆☆☆ 不安感☆☆☆☆☆ もう少し頑張れ感★★★★★ サソリについて触れたのでこちらの虫も。これはサソリモドキという虫で、奄美や八重山に生息している。毒針は持たないが、お尻から毒霧的なものを噴き出す。 これがとにかくくっさい!お酢のような臭いなので、この虫はビネガロンという名でも呼ばれる。苦痛のレベルで言えばマダラサソリより上だろう。 サソリモドキ毒評 苦痛★★☆☆☆ ビネガー感★★★★★ 岐阜の串原で行われるへぼまつりをレポートした際にクロスズメバチに刺された。小さくともそこは一応スズメバチ。それなりに痛かった。 一発で手はパンパンに…。さすが。 クロスズメバチ毒評 苦痛★★★★☆ 王者の貫禄★★★★★ 幼虫のおいしさ★★★★★ グンタイアリ毒評 苦痛★★☆☆☆ 放してくれなさ★★★★★ 群れで襲われたらヤバそう感★★★★★ サシガメという虫がいる。まんま「刺してくるカメムシ」である。こいつは特に大きくなる外来種のヨコヅナサシガメ。街路樹によくくっついて毛虫なんかを捕まえて食べている。 いたずらすると、本来は獲物を捕まえるための麻酔&消化液を針のような口で注入される。最初は痛くて、だんだん激しい痒みに変わる。辛い。 ヨコヅナサシガメ毒評 苦痛★★★☆☆ あと引く痒さ★★★★☆ 捕獲する際にガップリホールドしたうえで刺された。サシガメ同様、口から毒を注入される。痛い。鎌のような腕もパワフルに食い込んできて痛い。 刺された右手と無事な左手の比較。パンッパンでしょ? めちゃめちゃ動揺したなあ…。そして、その後数日間はやはり痒みが前面に出てくる。 タガメ毒評 苦痛★★★★☆ 動揺しちゃう度★★★★★ でもタガメかっこいいから許しちゃう度★★★★★とにかく真似しないでね!
以上、個人的な趣味の報告でした。 フツーに危ないからみんなは真似しちゃだめだよ。こんなこと書かなくても誰も真似しないと思うけど。 あと、いろいろな虫に刺されたり咬まれたりしてるけど、本当にヤバいやつらはシレッと回避してます。僕も入院とかしたくないからね!
クロゴケグモを探している時に見つけたイトグモ。これも毒グモだが現地の人が「それはマジでヤバい」「咬まれると肉が腐る」「いいから早く殺せ」と騒いでいたので咬まれるのはやめておいた。記事が面白かったら、ぜひライターに感想をお送りください
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