チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」の解説とオススメ名盤
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(Pyotr Ilyich Tchaikovsky/1840年~1893年)の「ヴァイオリン協奏曲」は、1878年に作曲されました。 ベートーヴェン、ブラームス、
初演で酷評されたこの作品ですが、初演でソリストを務めたアドルフ・ブロツキーが酷評に負けることなく弾き続けることにより、次第に評価が高まっていきます。 ブロツキーはチャイコフスキーの友人でもあった人物です。 持つべきものは「友」というわけですね。 そして、しばらくすると初演の演奏を断ったレオポルト・アウアーもこの作品を演奏するようになります。 チャイコフスキーが作ったロシア音楽の価値を高めたのも同じロシア人である二人のヴァイオリニストだったのです。
曲の構成
第1楽章 Allegro moderato - Moderato assai ニ長調やがて音楽は暖かな雰囲気を醸し出し、続いて独奏ヴァイオリンが第2主題を穏やかながら情感豊かに演奏します。 独奏ヴァイオリンが提示部を引っ張り、トランペットも印象的なオーケストラによる展開部が演奏され、途中から独奏ヴァイオリンが加わります。 そして音楽はカデンツァに移ります。
第2楽章 Canzonetta:Andante ト短調やがて中間部では印象を変え、華やかで軽快な音楽が登場します。 その後第1主題を独奏ヴァイオリンが再び奏でた後に、オーケストラだけによる演奏がなされます。 そのまま音楽は終わることなく第3楽章へと入っていきます。
第3楽章 Allegro vivacissimo ニ長調チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」の名盤
日本人で素晴らしい演奏があるのであれば、同じ日本人として是非聞いておきたいところです。 こちらのCDはソリストに五嶋みどりさん、クラウディオ・アバド指揮でベルリン・フィルの演奏という豪華な共演です。 チャイコフスキーは1995年3月にショスタコーヴィチは1997年12月に、いずれもベルリンにて録音されたものです。
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