歴代紅白歌合戦歌唱曲・演奏時間&構成表(第46回・1995年その1)
1995年・平成7年は前回に引き続いて古舘伊知郎と上沼恵美子の司会でしたが、J-POP勢を中心に新顔が目立つ年でもありました。またこの年1月17日に起こった阪神淡路大震災に関するコーナーも設けられます。構成は一部例外もありますが、前半ポップ...
白組2番手は EAST END×YURI 、史上初となるヒップホップグループの紅白出場です。曲はブレイクのきっかけになり、方言バージョンが全国展開までされた「DA.YO.NE.」。1番は原曲の歌詞、2番は紅白のために作られたオリジナルラップが披露されます。なおラップミュージックの初ヒットは 吉幾三 の「俺ら東京さ行ぐだ」と言われていますが、このステージの曲紹介の際に本人が登場してさわりだけ披露(正式に紅白で歌われたことは無し)。2番のラップでは、その部分もしっかり反映されています。
trf はこの年3ヶ月連続リリースのシングルが全てミリオン、「Overnight Sensation ~時代はあなたに委ねてる~」で日本レコード大賞まで受賞しました(紅白のステージは受賞前)。ただ上沼さんの漫談に振り回されたのが原因でしょうか、紅白では少し歌詞を間違えるハプニングも発生します。構成は1コーラス+ラストサビ。終盤はフェイドアウトで終わる原曲と大きく異なり、サビ1回歌った後に間奏が入ってまたサビの繰り返し。歌詞がそれぞれ異なりその順番がやや曖昧、歌詞テロップが合っているのかどうかも分からない状況です。(曲紹介レビュー→紅白名言集解説・24~この機会に海原千里・万里の曲を調べてみました~)
冒頭の大ヒット4曲はいずれも3分台中盤の長いステージですが、ここから立て続けの演歌4連発は演奏時間やや短め。1コーラス半歌唱が多かった 堀内孝雄 は「東京発」を前回に続けて2コーラス、2番サビは1番と同じ歌詞の歌唱でした。間奏はカット気味、ただアウトロは比較的たっぷり演奏。(ステージレビュー→紅白歌合戦・堀内孝雄の軌跡)
前年ヒットしていたにも関わらずなぜか連続出場できなかった 長山洋子 ですが、さすがにこの年の「捨てられて」は大ヒットしたので2年ぶりの紅白復帰。歌い出しのフレーズと左手の動きが話題になりました。1995年の演歌では最大級のヒットだったはずですが、なぜか2コーラス歌えず1コーラス半。1番歌唱後の半コーラスは本来の3番(1番の繰り返し)と異なる、2番の歌詞を歌っています。
冠二郎 は3年ぶりの紅白復帰。この年は初出場の「酒場」に近い、聴かせる演歌でした。光り物でギラギラしたスーツが眩しいです。間奏カット無しで1番と3番を歌唱。
香西かおり の「ごむたいな」は秋元康・後藤次利コンビの楽曲提供、 工藤静香 や とんねるず でよく見かける制作陣ですが曲は全く異なるテイスト。しっかり演歌に仕上がっています。ただ構成は長山さん同様こちらも1コーラス半。2番の歌詞は全く歌えず、後半は原曲同様1番の繰り返しでした。ヒットの割に扱いが良くないですが、翌年はそれなりにヒットしているのに関わらず落選という扱い以前の問題が発生しました。
各4組終わった時点で、キッズ向けにNHK子ども番組のキャラクターが大集合。『ブンブンたいむ』『ブーフーウー』『英語であそぼ』『ひょっこりひょうたん島』『にこにこ・ぷん』『ドレミファどーなっつ!』『忍たま乱太郎』から22キャラクターが登場、尻相撲3回戦を古舘さんが実況する内容でした。1分43秒、あっという間の終了です。
攻守交代後は 安室奈美恵 の初出場ステージ。リリースされたばかりで、この紅白時点でも大ヒット中だった「Chase The Chance」を披露します。ダンサブルで大変迫力のあるステージですが、多忙で当日声の調子が悪かったのでしょうか歌はリップシンク。構成は1番フルで2番はAメロ後半~サビ後半、3番サビは後半のみ。ラップは2回ともフルの披露でした。
TOKIO は2回目出場にして3曲メドレー。「風になって」冒頭サビ→1番Aメロ1回目前半・2回目後半→Bメロ→「LOVE YOU ONLY」サビ前半(キー下げ)→「うわさのキッス」サビ冒頭と終盤→間奏→「風になって」ラストサビ(サビ前半メロディー1回分多め)以降の順番で演奏されました。1ヶ月前にデビューしたばかりの V6 、ジャニーズJr.には後に全国区になるメンバーも混じっていて大変賑やかなステージです。ただ翌年以降のCDセールスは後にデビューしながらも紅白に出ない後輩を下回る形で、2001年辺りまでは週刊誌などで色々言われていたものでした。
伍代夏子 はじっくり聴かせる演歌「北の舟唄」を2コーラス。間奏もカット無しでしっかり着物を映すショット、演奏時間も2分50秒台に乗せています。
郷ひろみ は前年に続くバラード、3部作の最終章「逢いたくてしかたない」。構成も前回に近い1コーラス半、Cメロ前の間奏カット無し。歌唱力で聴かせるステージでした。ここまで12組、演歌以外は全て演奏時間を3分台に乗せてます。
森口博子 はミドルテンポですが、伸びのある美しい歌声で聴かせることは共通している「あなたといた時間」。1コーラス半ですがアウトロカット無し、こちらも演奏時間を3分に乗せました。
藤井フミヤ はややロック色強めの「GET UP BOY」、意外と過去の紅白で見ることのなかったマイクスタンドを両手で持ちながら歌うパフォーマンス。ただ前年の「DAYS」1コーラスが若干影響したでしょうか、冒頭パートがあるとは言え1コーラス+αのステージはこの年の紅白基準で見るとかなり短さを感じます。(ステージレビュー→紅白歌合戦・藤井フミヤの軌跡)
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