世界の名画ランキング:西洋絵画100選+20選・91位から100位まで10選
大人の教養として知っておきたい世界の名画120選をランキング形式でご紹介。この記事では91位から100位までを絵画画像と説明つきでご紹介します。 常識として知っておきたい世界の名画ランキング | 知識欲を満たす教養・雑学メディア | 知欲
人々から嫌われる徴税官であったマタイをキリストが弟子とした聖書の場面を描く。一番右で指を指す人物がキリスト。一番左でうつむき金を数える人物がマタイ。マタイが立ち上がりイエスに付いていく直前の緊迫したシーンを劇的に描いた。カラヴァッジョの公的なデビュー作であり、最初のバロック絵画となる西洋美術史上重要な作品。 『イエスは、そこを去って道を通りながら、収税所にすわっているマタイという人をご覧になって、「わたしについて来なさい」と言われた。すると彼は立ち上がって、イエスに従った。』(マタイの福音書 9章9節、「聖書 新改訳」いのちのことば社)
93位 プーシェ「ポンバドゥール夫人」
フランソワ・プーシェ『ポンバドゥール夫人』
知性と美貌を兼ね備えた女性を優雅に描く
絵画の題名ポンバドゥール夫人絵画の作者フランソワ・プーシェ(フランス)美術様式ロココ絵画の制作年1756年絵画の画材油彩、カンヴァス絵画の寸法201cm × 157cm 絵画の所蔵アルテ・ピナコテーク(ドイツ、ミュンヘン)94位 フランス・ハルス「陽気な酒飲み」
フランス・ハルス『陽気な酒飲み』
笑いの画家が卓越した技法で描く人物スナップ
絵画の題名陽気な酒飲み絵画の作者フランス・ハルス(オランダ)美術様式オランダ・バロック絵画の制作年1628年〜1630年絵画の画材油彩、カンヴァス絵画の寸法81cm × 66.5cm 絵画の所蔵アムステルダム国立美術館(オランダ、アムステルダム)レンブラントと同時代同じオランダで活躍した画家で、笑っている人物の肖像画を卓越した技法で多く描いたことから「笑いの画家」と呼ばれた。本作も笑みを浮かべた男性の肖像画であるが、酒に酔い頬を赤く染め楽しそうな表情や今にも踊り出しそうな躍動感がスナップ写真のように写実的にあらわされている。従来の肖像画は注文主の肖像を画家が描くものであったが、ハルスは自分が興味をもった人物を描く現在のアーティストのような主題の絵画も描いた。
95位 ジョット「荘厳の聖母」
ジョット・ディ・ボンドーネ『荘厳の聖母』
「西洋絵画の祖」が描くルネサンスの始まり
絵画の題名荘厳の聖母、(オニサンティの聖母)絵画の作者ジョット・ディ・ボンドーネ(イタリア)美術様式後期ゴシック絵画の制作年1306年〜1310年絵画の画材テンペラ、板絵画の寸法325cm × 204cm 絵画の所蔵ウフィッツィ美術館(イタリア、フィレンツェ)96位ベックリン「死の島」
アルノルト・ベックリン『死の島』
ラフマニノフに霊感を与えた当時人気の名画
絵画の題名死の島絵画の作者アルノルト・ベックリン(スイス)美術様式象徴主義絵画の制作年1880年絵画の画材油彩、カンヴァス絵画の寸法110.9cm × 156.4cm 絵画の所蔵バーゼル美術館(スイス、バーゼル)本作は白い棺を乗せた船が小島に進みゆくところを描いている。神秘的な『死の島』は当時ヨーロッパ中で人気となり、郵便はがきや安価な複製画が多くの市民に親しまれた。また数多くの芸術家に影響を与え、ロシアのラフマニノフも『死の島』という交響詩を作曲している(「Isle of the Dead, Op.29」)。
ベックリン『死の島』第3バージョン、1883年、ベルリン旧国立美術館
ベックリン『死神のいる自画像』1872年、ベルリン旧国立美術館
ラフマニノフ『死の島』作品29、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団97位 ラトゥール「聖ヨセフ」
ラトゥール『聖ヨセフ』
劇的な光の効果を用いて聖ヨセフを大工として描いた
絵画の題名聖ヨセフ絵画の作者ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(フランス)美術様式フランス・バロック絵画の制作年1642年絵画の画材油彩、カンヴァス絵画の寸法130cm × 100cm 絵画の所蔵ルーヴル美術館(フランス、パリ)98位 ホルバイン(子)「大使たち」
ハンス・ホルバイン『大使たち』
さまざまな寓意が込められた肖像画
絵画の題名大使たち、外交官たち絵画の作者ハンス・ホルバイン(ドイツ)美術様式ドイツ・ルネサンス絵画の制作年1533年絵画の画材テンペラ、板絵画の寸法207cm × 210cm 絵画の所蔵ロンドン・ナショナルギャラリー(イギリス、ロンドン)99位 ピカソ「自画像」
【Amazon.co.jp ピカソ―天才とその世紀 (「知の再発見」双書) 】ピカソ若き苦悩の時代の自画像
絵画の題名自画像絵画の作者パブロ・ピカソ(スペイン)美術様式青の時代絵画の制作年1901年絵画の画材油彩、カンヴァス絵画の寸法81cm × 61cm 絵画の所蔵ピカソ美術館(フランス、パリ)100位 洞窟壁画
人類最古級の絵画
人類は少なくてもおよそ4万年前〜絵画を描いてきた。現在洞窟の壁や天井に描かれた絵画が遺されており、総称して洞窟壁画と呼ばれている。近年では現生人類(ホモ・サピエンス)やクロマニョン人だけではなく、ネアンデルタール人が作成した壁画も遺されている可能性も指摘されている(スペインのエル・カスティーヨ洞窟など)。
フランスの「ラスコー洞窟」
スペインの「アルタミラ洞窟」
フランスの「ショーベ洞窟」
ほか、スペインの「エル・カスティーヨ洞窟」や42,000年前ともいわれネアンデルタール人が描いたともいわれている。フランスの「コスケール洞窟」は現在は入口が海底にある洞窟で、少なくても23,000年前、そしてインドネシア・スラウェシ島の「リアン・テドング洞窟」では、現在最古とみられる45,500年前に描かれた等身大のイノシシの絵がみつかっている。スラウェシ島洞窟壁画は44,000年前だと思われていたが、2021年1月にさらに古い壁画がみつかった。
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