【流行らない?】裏配線マザーボードのメリット・デメリット解説!対応マザーやケースの一覧も紹介
【流行らない?】裏配線マザーボードのメリット・デメリット解説!対応マザーやケースの一覧も紹介

【流行らない?】裏配線マザーボードのメリット・デメリット解説!対応マザーやケースの一覧も紹介

PC自作において、ケーブル配線の美しさを追求するなら「裏配線(背面コネクタ)マザーボード」は注目の技術だ。しかし、裏配線マザーボードにもメリットだけではなくデメリットも存在する。今回はマザーボード各社が発表している裏配線マザーボードのラインナップの紹介に加えて、果たして裏配線マザーボードを買うべきかどうかについても解説していく。

他にも、 価格が高価 である傾向がある点もデメリットとして挙げられる。特殊な設計であるため、通常の同等スペックのマザーボードと比較して、価格が高めに設定されていることが少なくない。初期投資が高くなるため、予算に限りがあるユーザーにとっては導入のハードルとなるだろう。またそもそもの問題として、従来でも、煩雑なケーブルを「魅せる」ケーブルに変更する製品自体は存在したわけで、高い金額を払い汎用性を捨ててわざわざ専用品をマザーとケースで用意する必要があるのか?という疑問がわく。

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さらに、通常の裏配線でもコネクタ近くのケーブルホールから裏に回すことでさほどケーブル類を目立たなくする組み方は可能で、もちろんMOD PCのようなデザイン性が最重要項目である場合のニーズはあるにせよ、ほとんどの場合一度組んだら細かいところまで見ない一般ユーザーに刺さる製品であるかどうかは微妙なところ。さながらミニ四駆の重量を削るために肉抜きする「オタクの中のオタクさ」さえ感じる。もちろん、好きなことにこだわりぬくことはとても素晴らしいことだ。 ゲーム配信でPCが映ったり、PC自体をイベントで展示したりといったニーズにはマッチする ため、コンセプトとしては非常に魅力的な製品群であることは確かだ。

裏配線マザーボードは流行らない?

裏配線マザーボードが現状、爆発的に流行しているとは言えない状況にある。その理由としては、前述の圧倒的なラインナップの少なさ、そして加えるなら新チップセットへの対応の遅さだ。現状Amazonで購入可能な裏配線マザーボードはB650やB760チップセットのみ。B650はBIOSアップデートで最新のRyzen 9000シリーズが使えるにせよ、旧ラインナップ感は否めない。メーカーとしても 優先的に市場投入するラインアップではない ことを示唆しているといえよう。まさに展示会などでアピールされるコンセプトモデルをほんの少しだけ実際の製品化をしてみました的なチャレンジモデル的な位置づけなのだ。

【違い解説】RYZEN 9000(ZEN 5)対応マザーボードはどれ!?チップセット別機能解説

本記事では、Ryzen 9000(ZEN 5)シリーズに対応するチップセットの詳細解説や、B650とB650Mの違いなど細かい疑問を徹底解説。最新のRyzen 9000シリーズとの互換性、コストパフォーマンス、そして実際の性能について詳しく掘り下げる。AMD CPUのマザーボード選びで迷っている方は必見!

対応マザーボード一覧

ASUS

ASUSの製品としては、「BTF(Back To Future)」シリーズが挙げられる。このシリーズは、マザーボードの主要なコネクタをすべて裏側に配置することで、究極のケーブルレスPC構築を目指している。特にROGシリーズなど、ゲーミングに特化したハイエンドモデルに裏配線 マザーボード ASUSの技術が採用されており、パフォーマンスと美観を両立させたいユーザーに強く訴求する。特定のモデルでは、 グラフィックボードの補助電源コネクタまでマザーボードと直結する端子を配置するなど、徹底した裏配線設計が特徴 である。しかしながら執筆している2025/5/25時点ではZ790シリーズやB760シリーズなど販売終了が目立つ。新チップセットで引き続きラインアップするのかどうか注目だ。

2025/7/13追記: 最新のAMD B850チップセット搭載の背面コネクタデザインを採用した「ASUS TUF GAMING B850-BTF WIFI W」が発売。Amazonでもすでに購入が可能だ。基盤も含めたデザインが白で統一され洗練された印象を受ける。ホワイトゲーミングPCかつ配線を限りなく失くしてデザイン重視のPC環境を手に入れたいならおすすめ。

ASRock

ASRockは、2025年初頭に裏配線マザーボード 「BMD(バックマウントデザイン)」シリーズの投入を明らかにしている が現状製品として日本国内ではまだ流通していないようだ。

ASRock > ニュースセンター www.asrock.com GIGABYTE MSI

MSIは「Project Zero」シリーズとして同じく裏配線マザーボードに精力的に展開を行う。ほかブランドと同様最新チップセットでの「Project Zero」はまだ投入されていないようだが、今後に期待だ。MSIはTOMAWAWKシリーズなどユーザーに定評があるシリーズも抱えており、「コスパ&質実剛健」といったイメージが定着している。

2025/7/13追記: 最新のAMD B850チップセット搭載の背面コネクタデザインを採用した「MSI B850 GAMING PLUS WIFI PZ」が発売となったようだ。Amazonでもすでに販売が開始されており、PROJECT ZEROではない通常のMSI B850 GAMING PLUS WIFIが約2万円台後半のため、どうしても割高感は否定できないものの、ケーブル配線のわずらわしさやデザイン重視のMOD PCを組みたい人にはおすすめ。

対応ケース(一例)

CORSAIRのFRAME 4000D RS ARGBはマザーボード各社が展開する裏配線マザーボードに対応。ブラックモデルも販売中なので、好みに合わせて選択ができるほか、ARGBファンがフロントに3基搭載で1万円台中盤なのでかなりコストパフォーマンスは高い。

Sharkoonも黒/白の2つラインナップを用意した背面コネクタ対応PCケースを販売する。こちらは今トレンドでもあるピラーレスケースとなっているので、フロントとサイドがガラスパネルとなっており、裏配線マザーボードと相性がいい。 ゴリゴリの見た目重視なゲーミングPCを構築可能 だ。

まとめ

現状では、 PC自作におけるニッチな分野 ではあるものの、将来的なPCデザインの方向性を示すものとして、その潜在能力は非常に高いので今後に注目だ。

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