帆立稚貝の白いウネウネの正体!寄生虫や他の付着物も検証!
帆立稚貝の白いウネウネの正体!寄生虫や他の付着物も検証! 帆立の稚貝はサイズが小さいので、調理する個数が多くなると思います。つまり、カサネカンザシを削り落とす作業は、けっこうな労力になります (||゚Д゚) コンナニタクサン!? また、 「そもそも触りたくない」 という方もいるでしょう。 そんな方におすすめするのが、 剥き身にしてしまってから加熱する方法 です。
帆立の稚貝はサイズが小さいので、調理する個数が多くなると思います。つまり、カサネカンザシを削り落とす作業は、けっこうな労力になります (||゚Д゚) コンナニタクサン!?
また、「そもそも触りたくない」という方もいるでしょう。
そんな方におすすめするのが、 剥き身にしてしまってから加熱する方法 です。
- 剥き身にする際に、多少は触れることになりますが、軍手などをして我慢して下さい。
帆立稚貝に付く生物や寄生虫
付着物を知って安心を得る img by photo ACさて、帆立の稚貝に付着している白いウネウネしたものの正体は「カサネカンザシ」という多毛類の生物でしたが、自然の恵みである帆立稚貝には、まだ色々な種類の付着物があります。
ここではその正体を解説していきますので、帆立稚貝を食す際に 少しでも安心して食べて頂ければと思います。 (*u_u*) ペコリ
とぐろを巻くウズマキゴカイ 稚貝に付着する渦巻き状のものまずはこちらの上の画像、 とぐろを巻いた渦巻き状の生物 です。
この「とぐろ」を巻いているものは、 管棲多毛類であるウズマキゴカイの外郭 であると思われます。
- 帆立稚貝に付着しているものとしてポピュラーなのが、カサネカンザシとウズマキゴカイです。
カサネカンザシと同じ管棲多毛類であり、同じくカンザシゴカイ科に属するので本体は酷似しています。
可愛い寄生虫ホタテエラカザリ 稚貝の身にあるオレンジ色の物体上の画像は一見すると普通に帆立稚貝の中身ですよね。ウロや貝ヒモ、貝柱にオレンジ色の器官という風に捉えることもできると思います。
ホタテエラカザリという寄生虫です! Σ( ̄ロ ̄lll) エッ!?
帆立のエラの部分に寄生しており、帆立の器官の一部にも思えますが、そうではなく寄生虫です。
- 食べても人体に害は無いので、見落としてしも大丈夫です。 ※(1)
- 発見したらピッと取り除いておくと良いでしょう。
「ホタテエラカザリ」という可愛らしい和名が付いていますが、その意味は名が示す通りです。
また、学名は「Pectenophilus ornatus(ペクテノフィルス・オルナッス)」と言います。
海草のような甲殻類ワレカラ 帆立稚貝に付く藻屑のようなもの再び帆立稚貝の殻に付着してるものに戻ります。
上の画像のような海草や藻屑みたいなゴミみたいなものも、帆立稚貝に付着しているのをよく見かけます。しかし、これは 海草などの植物ではありません。
れっきとした甲殻類です。 ∑(゚Д゚) ナ、ナニ~!?
稚貝の殻から外してみました。やはり、海草などの藻屑にも見えますよね。 (。´・ω・) ン~?
上の画像の丸で囲った部分が、 昆虫のカマキリのカマみたい になっていますよね。これはこの甲殻類の第二胸脚(咬脚)になります。
それでも「信じられないわ~、ただのゴミでしょ?」・・・と思われる方は下の画像をご覧下さい。 (-ω☆) キラーン
完全体のワレカラを乾燥いかがでしょう?これで、 ゴミではなく生物である ということを信じて頂けたかと思います。
美味しそう!・・・と思ったあなたは、私と同じ食いしん坊ですね(笑。ご安心下さい。次のページで色々な付着生物と共にワレカラも試食してみました。
生きている状態のワレカラ 「コミナトワレカラ」img by Wikipediaさて、こちらはWikiからお借りしたワレカラの画像です。パッと見では、もはや海草です。このようにワレカラとは 海草などに姿が似ている甲殻類 なのです。
抱卵したワレカラ?こちらのワレカラの個体は赤い膨らみがあります。おそらく 抱卵したワレカラの雌 ではないかと思います。
実は姿が魔界的なフジツボ 帆立稚貝に付着したサンカクフジツボ? 帆立稚貝に付く大きいフジツボ上の画像は帆立稚貝に付着していたフジツボで、あまり見かけない大きな個体のもの。 この大きさのフジツボが付着していることは、なかなか少ないと思います。 ( ̄□ ̄;) コ,コレハ!?
- 近年ではフジツボは高級食材や珍味として出荷されています。
- 市場に流通しているものは大型になるミネフジツボです。
真上から見た様子。クチバシみたいなものが「蓋板(がいばん)」と呼ばれるもの。なんか小鳥が中から覗いているみたいです。
そう思うと、 蟲師に出てきた「ヤドカリドリ」 (C)漆原友紀/講談社 に通じる可愛さ がありますね♪ ( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ ) オホゥ
魔界から降臨!? フジツボの紹介動画 動いている姿が可愛らしいフジツボこれは グリフィスの受肉で、転生の器となった赤子の妖魔? はたまた、ガッツの寝込みを襲った 夢魔(インキュバス)!? (C)三浦建太郎/白泉社
幽霊に似ているユウレイボヤ 稚貝に付くデロデロした透明の物体続いてはこちら。 デロデロした透明感のある物体 が帆立稚貝に付いていました。これもまた一見すると海草の類のように見えます。
おそらくですが、これはユウレイボヤではないかと思われます。透明の物体にはうっすらと器官のようなものも見えます。
ユウレイボヤとは、いわゆるあの海のパイナップルとも言われる「海鞘(ホヤ)」の仲間で、 夜間にぼんやりと光る姿が幽霊のよう だということで、このような名前が付いています。
ミニチュアサイズの可愛いホヤ 帆立稚貝に付着していたホヤいつもの様に買ってきた帆立稚貝の下処理していると、見慣れた姿が目に入りました。 (。´・ω・) オヤ?ホヤ?
そう、ユウレイボヤに続いては、普通のホヤです。
【海鞘(ホヤ)の食べ方】捌き方・下処理・保存・図解で解説 初夏から夏が旬の「海鞘(ホヤ)」! ホヤは独特の味が苦手という方も多いですが、新鮮なホヤを食べてみて下さい。甘味とほろ苦さ、そして爽やかな風… ミニチュアサイズのホヤ 稚貝より小さい赤ちゃん稚貝 帆立稚貝に付く付着期の稚貝小ちゃくて可愛い、と言えば、こちらも可愛くないですか~?( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
そもそも稚貝は幼い小さい貝ですが、それよりも更に小さい貝が付着しています。これは 足糸(そくし)で付着している付着期の帆立稚貝 かと思われます。
「帆立稚貝の付着期とは?」 【帆立稚貝の旬や栄養】産地・養殖法・体の構造など基本情報 帆立稚貝の情報4ページ目となります。 ここまでは下処理方法やウロの解説、レシピの紹介をしてきましたが、このページでは帆立の稚貝の栄養価、旬や… 帆立稚貝に付着した二枚貝類こちらも2種類の二枚貝が付着しています。黒い方がムラサキイガイ(ムール貝)で、白い方はおそらくキヌマトイガイです。この2つの稚貝も 足糸で帆立稚貝に付着しています。
- 「足糸」とは、二枚貝類が足と呼ばれる器官で合成し分泌する糸で、これで岩などに体を固定します。分かりやすい例がムール貝の根っこみたいなもの。あれも足糸です。
- 「北海道大学プレスリリース」北海道大学創成研究機構化学反応創成研究拠点
- 「ムラサキイガイの接着物質-遺伝子とその発現」井上広滋/(株)海洋バイオテクノロジー研究所
- 「最近の接着性タンパク質研究の進歩」岡本忠/近畿大学農学部農芸化学科天然高分子研究室
次にご紹介するのはこちら。これまた海草かなんかに見えますが、おそらく コケムシの一種 ではないかと思います。
専門家ではありませんので断定することはできませんが、ちょっと硬めの質感と表面はザラザラつぶつぶ感がありました。
稚貝に付着した謎のUFO?まあ、正確には飛行物体ではないので、未確認海中物体、UUO(Unidentified Underwater Object)って感じでしょうか。(;^△^)
取り外してみました。乳白色に近い透明でほぼ円形です。
その正体は?・・・不明?外套膜と中腸線っぽいものを観察することができます。殻の構造も2枚が重なっていました。 何らかの二枚貝の幼生、幼貝です。
殻の縁が波打っており体の見た目も帆立感もありますが、このサイズならとっくに上で紹介したようなミニサイズの帆立の姿になっていると思うので、帆立ではないと思われます。
色々調べてみましたが、残念ながら種の同定はできませんでした。(´•ω•̥`) ワカランチン…
- もし、上の画像から種の同定ができる方がいましたら、是非Twitter等でご教授下さい!併せて根拠となる事項も提示して頂けると大変助かります。
まとめ
稚貝付着物は自然の恵みの証し帆立稚貝には、白いウネウネしたカサネカンザシやウズマキゴカイ、その他にもコケムシやワレカラ、フジツボに二枚貝などなど、色々と付着しています。
しかし、それは帆立稚貝が 自然の恵みである証し と言うことがきます。
例えば、 昔ならキャベツなどの葉物野菜に青虫が付いているのなんか当たり前でした (まあ、最近はもう見ないですね)。私と同年代以上の方なら、あ~そう考えれば、そういうもんかあ、と思えるのではないでしょうか。
ということで、毛嫌いせずに是非ともご家庭の食卓で帆立稚貝を使ってみてください。
そして私個人としては、カサネカンザシがびっしりと付いていても、それを除去するコストを省いている分だけ安く購入できるならば、カサネカンザシ付きで販売してもらう方が良いなあと思います。 (*´∀`*)
- 帆立稚貝に付着する白いウネウネはカサネカンザシ。
- 付着したまま使用しても問題無し。
- 除去して使えば更に何の問題も無し!
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