数字の書かれたカードで整数を作る問題【中学受験算数】
数字の書かれたカードで整数を作る問題【中学受験算数】 この 画像 がぞう のように、 縦 たて を 揃 そろ えて書くようにしましょう。縦を揃えられないのは、 雑 ざつ に書くクセが付いているということもありますが、書くことが多くなったときを 見越 みこ して、十分なスペースを 残 のこ していないことが 原因 げんいん
この 画像 がぞう のように、 縦 たて を 揃 そろ えて書くようにしましょう。縦を揃えられないのは、 雑 ざつ に書くクセが付いているということもありますが、書くことが多くなったときを 見越 みこ して、十分なスペースを 残 のこ していないことが 原因 げんいん であることが多いです。樹形図全体がおおよそどんな形・大きさになるのかを、 予想 よそう してから書き 始 はじ めるときれいに書けます。
大技①大技①:『同じ 役割 やくわり 』をする数字 同士 どうし は、入れ 替 か えても 結果 けっか が同じになる
0,1,2,3,4の5枚のカードを 並 なら べて、3 桁 けた の整数を作ることを考えましょう。
この場合、0は百の 位 くらい にすることができないので、 特別 とくべつ な数字です。ですが、1,2,3,4は全部同じ 役割 やくわり をしているので、百の位に1にした場合でも、2にした場合でも、3にした場合でも、4にした場合でも、 結果 けっか は同じになります。ですから、1で始める場合だけ分かれば、あとは4をかけて、答えにすることができます。
さらに言えば、0は百の位にできないという 以外 いがい では、他の数字と同じ役割をしているので、十の位が0でも1でも2でも3でも4でも、結果は同じになります。
『 偶数 ぐうすう になる数字を作る』というような問題では、1と3の役割が同じ、2と4の役割が同じ、0の役割は特別、ということになります。
こうしたことが分かっていれば、 樹形図 じゅけいず を書く場合でも、書く 量 りょう をへらすことができ、間違いをへらすことにつながります。
小技②小技②: 樹形図 じゅけいず はとにかくきれいに書く→ 余計 よけい なものは書かない
たとえば(4)の問題のように 偶数 ぐうすう になる数字を考える 場合 ばあい 、全部の数字を書き上げてから、偶数になるものを数えてもよいのですが、そうすると樹形図が 汚 きたな くなります。
第一 だいいち に、全部書き上げると、書くことが多くなり図がゴチャゴチャします。できるだけ書くことを少なくすることが大切です。偶数になるものを考えるのであれば、最初から一の 位 くらい が偶数になるものしか書かなければよいです。
第二 だいに に、全部のパターンを書き上げてから数えようとすると、 鉛筆 えんぴつ で点などを付けて当てはまるものをチェックしていくことになります。その時に図が汚くなります。この点の 印 しるし があるせいで、後で 見直 みなお した時に 別 べつ の数字に見えたり、図を 訂正 ていせい して何度も数え 直 なお す 場合 ばあい に、どれを数えてどれを数えてなかったのか 混乱 こんらん しがちです。もしも数える時にチェックを付けたいならば、しっかり丸を付けるなど、図が汚くならないように気を付けましょう。
大技②大技②:3の 倍数 ばいすう であれば『 各位 かくくらい の数の 和 わ が3の倍数になる』
『数字の書かれたカードを 並 なら べる問題』では、3の倍数になる数字を作ることが多いです。書き上げてから、3の倍数かどうかを 確 たし かめていくのは 大変 たいへん です。かならず『各位の数の和が3の倍数になる』という 技 わざ を使いましょう。
たとえば354という数字は、百の位が3、十の位が5、一の位が4ですね。これを足すと3+5+4=12となります。12は3の倍数ですから、354も3の倍数と言えます。もちろん3 桁 けた の数でなくても、 何桁 なんけた の数でも同じ技が使えます。
3 桁 けた の3の倍数を作る問題では、『 先 さき に和が3の倍数になるカードを3 枚 まい 決 き めてしまう』ようにします。さらに『小さい 順 じゅん に 考 かんが える』ことも大切です。
たとえば、0,1,2,3,4,5の6枚のカードで、3 桁 けた の3の倍数を作る 場合 ばあい を考えてみましょう。
和 わ が3の 倍数 ばいすう になるカードの 組 く み合わせを考えるのですが、思い 付 つ いた 順 じゅん ではなく、3,6,9,12というように、小さい順に考えていきます。
3枚のカードの和が3になるのは、(0,1,2)のカードを 選 えら んだ場合だけです。この0,1,2の数字はどう 並 なら び 替 か えても3の倍数になります。ただし0を1番上の 位 くらい にすることはできないので、102,120,201,210の4通りですね。
3枚のカードの和が6になるのは、(0,1,5)のカードを選んだ場合、(0,2,4)のカードを選んだ場合、(1,2,3)のカードを選んだ場合です。このように先にカードの選び方を考えて、その後でそれぞれを並び 替 か えます。0が入っている組み合わせは4通りに並び替えられます。0が入っていなければ6通りの並び替え 方 かた があります。
大技③大技③:4の 倍数 ばいすう であれば『 下二桁 しもふたけた の数が4の倍数になる』
4の倍数になる数字を考える場合には、『 下 しも 二桁 ふたけた が4の倍数になる』という 技 わざ を使います。これは 必 かなら ず 覚 おぼえ えなければならないことです。
下二桁とは、 一 いち の 位 くらい と 十 じゅう の 位 くらい のことです。100が4で 割 わ り 切 き れるので、どんな数であっても、百の位より上は4で割り切ることができます。
624という数であれば、百の位である600は 必 かなら ず4で割り切れます。そして下二桁の24も4で割り切れるので、624は4の倍数であると言えます。
623894という数であれば、百の位より上の623800は必ず4で割り切れます。これは 確 たし かめる必要がありません。下二桁の94だけを4で割ってみましょう。94÷4=23あまり2なので、94は4の倍数ではありません。ですから、623894も4の倍数でないと分かります。
大技④大技④:『それぞれの 場合 ばあい に○○通りある』ならば、かけ算で計算する
場合 ばあい の数の問題で、かけ算すればよいのか、 足 た し算すればよいのか 分 わ からなくなるという 生徒 せいと がいます。なかなか 難 むつか しい問題なのですが、『それまで 選 えら んだものの、それぞれに 対 たい して〇〇通り』という場合には、かけ算になります。『それぞれに対して』というのがポイントですね。
最初 さいしょ にバーガーとサイドメニューについて考えます。どのバーガーを選んだとしても、その『それぞれに対して』好きなように、3通りのサイドメニューの中から選ぶことができます。
チーズバーガーを選べば、(チーズバーガー・ポテト),(チーズバーガー・サラダ),(チーズバーガー・ナゲット)という組み合わせですね。てりやきバーガーであっても、同じように3通りの中から選べます。だからバーガー2 種類 しゅるい とサイドメニュー3種類をかけ算します。2×3=6ですから、バーガーとサイドメニューの選び方は6通りあることになります。
バーガーとサイドメニューを 決 き めた後、ドリンクを選ぶことを考えてみましょう。バーガーとサイドメニューを何にしても、その『それぞれに対して』好きなドリンクを3種類の中から選ぶことができます。たとえばチーズバーガーとポテトを選んだ後に、ドリンクを3種類の中から選ぶことができます。チーズバーガーとサラダを選んだ後であっても、同じように、ドリンクを3種類から選ぶことができますね。
では、ハンバーガーショップの 隣 となり にラーメン屋があって、そちらで食事をしてもよいという場合について考えてみましょう。
ハンバーガーショップでのメニューの選び方は18通りだとします。またラーメン屋には 醤油 しょうゆ ラーメンか 豚骨 とんこつ ラーメンのどちらかしかないとします。
この時、ハンバーガーショップで 食事 しょくじ をした 後 あと にラーメン 店 てん に行くわけではありません。どちらか 一方 いっぽう ですね。ラーメン店に行くと決めたらなら、バーガーやサイドメニューやドリンクの選び方は考える 必要 ひつよう がありません。つまりハンバーガーショップでのメニューの選び方のそれぞれに対して、ラーメンの選び方があるわけではありません。
単純 たんじゅん に全体として選び方が 増 ふ えただけなので、 足 た し算をすればよいということになります。18+2=20で、食事の選び方は20通りになります。
万 まん が 一 いち とてもたくさん食べる人で、ハンバーガー店で食事をした後に、さらにラーメン店で醤油ラーメンか豚骨ラーメンのどちらかを食べるということであれば、 計算 けいさん が変わります。ハンバーガー店でのメニューの選び方の『それぞれに対して』、2種類のラーメンの選び方があることになるので、18×2=36通りになります。
裏技①裏技①:同じ 種類 しゅるい のものが 含 ふく まれるものを 並 なら び 替 か える時は 公式 こうしき で 解 と く
本当は中学・高校で学ぶ 内容 ないよう ですが、知っていると中学受験で 有利 ゆうり になる上、 出番 でばん も多いので、 覚 おぼ えておきましょう。 公式 こうしき をそのまま見せても分かりにくいので、 具体的 ぐたいてき な問題で考えていきましょう。『○を3つ、×を2つ並べる方法は何通りあるのか』という問題です。
○と×という2 種類 しゅるい のものを 並 なら べるのですが、○ 同士 どうし や×同士は区別しません。こういう問題の時に使える公式です。
上の 画像 がぞう の 通 とお り、全部書き上げるのは 大変 たいへん ですよね。もっと数字が大きくなったら書き上げることができなくなります。ですから、こうした問題は公式で解きましょう。
公式で解く時、分子に入る最初の数は3+2=5です。これは○と×の数の合計です。これを1になるまでかけます。実際には1をかけても 意味 いみ はないので、2まででよいです。
分母は、2種類のもののそれぞれの個数を1までかけていきます。○は3個なので、それを1までかけていきます。×は2個なので、これも1までかけていきます。あとは計算するだけですが 約分 やくぶん できるので、計算は 楽 らく です。
3 種類 しゅるい 以上 いじょう のものを 並 なら べる時も使えます。あと2 問 もん 、 具体的 ぐたいてき な問題を見ておきましょう。
【解説】 (1)樹形図 じゅけいず に書き上げるのが、場合の数の基本です。その時、 同じ 桁 けた をタテにそろえて書く ようにしましょう。デコボコした樹形図は、数え 間違 まちが いのもとです。
小技①: 樹形図 じゅけいず はとにかくきれいに書く・・・ 縦 たて をそろえて書く
見てすぐに分かる通り、答えは6通りです。0は百の位にすることができません。1と2はこの問題では 同じ 役割 やくわり をする数字 なので、1から始めて3通りだったことから、2から始める図は書かなくても、3通りと分かります。
答えは樹形図から 6通り です。
(2)これも 樹形図 じゅけいず を書いて解くと良いでしょう。樹形図を書くときは、『 数 かぞ えもれ』と『 数 かぞ え 間違 まちが い』がないように、ていねいに書くことが大切です。『タテのラインをそろえること』や『それぞれの図が何通りになるか分かりやすく書いておく』のがコツです。
大技①:『同じ 役割 やくわり 』をする数字 同士 どうし は、入れ 替 か えても 結果 けっか が同じになる
(3)樹形図 じゅけいず で書いてもいいし、計算で 解 と いてもいいですね。樹形図で書くなら図をきれいに書くこと。
小技①: 樹形図 じゅけいず はとにかくきれいに書く・・・ 縦 たて をそろえて書く
また百の位は1でも2でも3でも同じ 結果 けっか になります。
大技①:『同じ 役割 やくわり 』をする数字 同士 どうし は、入れ 替 か えても 結果 けっか が同じになる
計算で解くなら、百の 位 くらい ・十の位・一の位に入る数字のパターンをかければよいですね。
(4)偶数 ぐうすう になるものを考えるので、一の位が偶数になるように 樹形図 じゅけいず を書けばいいですね。
場合の数は、さまざまな場合を全部書きあげるのが基本ですが、本当に全部書くと計算スペースがグチャグチャになってしまうし、時間もかかりますね。『書きあげる時こそキレイに』、『書きあげる時にも 省略 しょうりゃく できるところは省略する』ことが大切です。
小技②: 樹形図 じゅけいず はとにかくきれいに書く→ 余計 よけい なものは書かない
大技①:『同じ 役割 やくわり 』をする数字 同士 どうし は、入れ 替 か えても 結果 けっか が同じになる
答えは6+9+6+9= 30通り になります。
(5)上から17番目ということなので、百の 位 くらい が8になる 場合 ばあい が何通りあるか、ということから考えます。 樹形図 じゅけいず を書いてもいいですが、スッキリした解き方になるように、計算で出してみましょう。百の位が8に決まっているので、十の位と一の位を決めればいいですね。十の位は0,1,3,7のどれかで4通り、一の位は十の位で選んだ数字は使えないので3通りになります。だから百の位が8の整数は12通りできます。
小技①: 樹形図 じゅけいず はとにかくきれいに書く・・・ 縦 たて をそろえて書く
小技②: 樹形図 じゅけいず はとにかくきれいに書く→ 余計 よけい なものは書かない
ていねいに書けば、答えが分かります。 731 ですね。
(6)これも 樹形図 じゅけいず を書いていくのがよいです。計算で出そうとすると、やっかいなことになります。3ケタの整数を作る問題では、それほど多くの場合があるわけではないので、書き上げることが基本です。
書き上げるときはきれいに書くことが、 間違 まちが えないための1番のポイントになります。きれいに書くコツは、タテをそろえることと、 余計 よけい なものを書かないことです。この問題では最後が 偶数 ぐうすう になるパターンは、答えとして当てはまらないのですから、書かない方がきれいに仕上がります。
小技②: 樹形図 じゅけいず はとにかくきれいに書く→ 余計 よけい なものは書かない
また樹形図に書いたパターンを数え上げる時、大きくチェックを付けて数えるのもやめた方がよいでしょう。間違いに気づいて、数えなおしたり樹形図を書き 足 た したりする場合に、図が 汚 きたな くなっていると 混乱 こんらん します。
樹形図を書けば 難 むずか しい問題ではないですが、『0から始まることはない』『5を2回使うこともある』ということに気を付けましょう。
また 細 こま かいことですが、全部のパターンを 一気 いっき に数えるのではなく、1で 始 はじ まる 場合 ばあい が3通り、4で始まる場合が5通り、5で始まる場合が6通りと、 分 わ けて書いていき、 最後 さいご に 足 た した方がミスが少なくなります。
樹形図を書いて、足して、答えは 14通り です。
(7)たった2ケタなので、計算するよりも 樹形図 じゅけいず を書く方がよい問題。 出題校 しゅつだいこう のレベル的にも、 丁寧 ていねい に図を書けるかどうかを 試 ため す問題だと思われます。ただし、より 難 むつか しい問題に 対応 たいおう できるよう、ここでは計算で 解 と く方法を説明します。
まずカードのための 席 せき (カードを 置 お く場所)が2つあるという 風 ふう に考えます。1つ目の席には1,2,3,4のどのカードを置いてもよいので、4通りが考えられますね。2つ目の席に置けるのは、1つ目の席に置かなかったカードなので、3通りが考えられます。
このうちの3の倍数になるものについても、全部のパターンを書き上げればかんたんに解けます。ただし、3の倍数を作る問題はよく出るので、ここでは 工夫 くふう して解く方法を説明します。
大技②:3の 倍数 ばいすう であれば『 各位 かくくらい の数の和が3の倍数になる』
このことをしっかり 覚 おぼ えておいて下さい。たとえば『123123123(1億2312万3123)』という数字は、各位の数字を足すと、
和が3の倍数になっていれば、どのような 順番 じゅんばん で 並 なら べても3の倍数になるので、答えは12,21,24,42の 4個 になります。
この12,21,24,42がちゃんと3の倍数になっているか、 試 ため しに3で 割 わ ってみてもよいでしょう。
(8)大技②:3の 倍数 ばいすう であれば『 各位 かくくらい の数の和が3の倍数になる』
という『 技 わざ 』を使います。この問題では、全部のパターンを書き出して、3で割れるかどうか 確 たし かめていくのでは、時間がかかりすぎます。
0,1,2,4,6のカードの中から3 枚 まい を 選 えら んで、その3つの数字を 足 た した 合計 ごうけい が3の倍数になるように考えていきます。このとき 思いつく 順番 じゅんばん にバラバラに考えるのではなく、小さい順に考えていく ようにしましょう。まずは 和 わ が3になる場合を考えます。0,1,2のカードを使えば、0+1+2=3になりますね。
各位 かくくらい の数字の和が3の倍数になっていれば、数字の順番が入れ 替 か わっても、3の倍数になるので、0,1,2のカードを並べ替えます。百の位に0を 置 お くことはできないので、102,120,201,210の4通りになります。このように 並び替える時も、小さい順に考える ようにしましょう。
次は和が6になるように考えます。3 枚 まい のカードを 選 えら んで、合計を6にするためには、0,2,4を選ぶしかありませんね。0,2,4を並び替え方は、204,240,402,420の4通りになります。これは和が3になる場合と同じなので、全部の通りを書き上げなくてもかまいません。
なので、答えは 20通り になります。
(9)まずは百の 位 くらい が1の場合を 樹形図 じゅけいず に書いていきましょう。 奇数 きすう にしなければならないので、一の位が奇数になるものだけ書いていきます。一の位が 偶数 ぐうすう になるものも含めて全部書き出して、後で奇数になるものを数えるのはおすすめしません。樹形図はきれいに書くのが何よりも大切です。
小技②: 樹形図 じゅけいず はとにかくきれいに書く→ 余計 よけい なものは書かない
百の位が3の場合は、1で 始 はじ まる場合と同じです。なぜかというと、3と1は同じ奇数で、どちらも1枚ずつしかないからです。3のカードと1のカードは、この問題では 同じ 役割 やくわり をしているから、入れ 替 か えても同じに 結果 けっか になる ということです。ですから3で始まる場合は3通りになります。
大技①:『同じ 役割 やくわり 』をする数字 同士 どうし は、入れ 替 か えても 結果 けっか が同じになる
以上 いじょう を 足 た して
(10)大技③:4の 倍数 ばいすう であれば『 下二桁 しもふたけた の数が4の倍数になる』
という『 技 わざ 』を使います。下二桁というのは、一の 位 くらい と十の位のことです。たとえば下二桁が40であるとします。40は4の倍数ですね。この場合、40の上にどんな数字が 続 つづ いていても、それは4の倍数になります。たとえば12345678940(123 億 おく 4567万8940)も4の倍数です。
3の倍数と、4の倍数と、6の倍数を作る問題はよく出るので、 覚 おぼ えておいてください。
小さい 順 じゅん に考えるので、まずは 下二桁 しもふたけた を04にしたいのですが、4のカードがないので作れません。04の次は08を考えます。これはできますね。 百の位には何を入れてもよいので、あまっているカードを使って、108,208,508の3通りになります。
次は下二桁が12になる時です。この場合は百の 位 くらい には5か8しか入りません。0のカードを1番上の位に入れることができないからですね。ですから下二桁が12の場合は、512と812の2通りになります。
同じようにして、下二桁が4の倍数になるパターンを考えていきます。下二桁に0が 含 ふく まれている場合は3通り、下二桁に0が含まれていない場合は3通りになります。
このように 丁寧 ていねい に書いていくと、 簡単 かんたん に答えが出せますね。答えは 15通り になります。
数 かぞ え 間違 まちが いや数え 忘 わす れが出ないように、 きれいに書くこと、 規則性 きそくせい をもって書くこと(思いついた 順 じゅん に書かないこと・小さい順に書くこと) が大切です。
(11)大技②:3の 倍数 ばいすう であれば『 各位 かくくらい の数の和が3の倍数になる』
という『 技 わざ 』を使います。(7)と(8)でも、3の倍数に 関 かん する問題が出てきましたね。この問題は3ケタの整数を作るので、3枚のカードを 選 えら ぶのですが、そのカードの数字を足して3の倍数になるようにします。
まずは3枚のカードの数字の 合計 ごうけい が3になる 場合 ばあい を考えますが、これはできません。
次に3枚のカードの合計が6になる場合を考えると、(0,1,5)のカードを使えばよいですね。この(0,1,5)のカードを使えば、どのように 並 なら べても、できあがった整数は3の倍数になります。ただし、百の位に0を 置 お いてしまうと、3ケタの整数にならないので、そのような並べ方をしてはいけません。ですから、この場合は105,150,501,510の4通りの整数ができます。
この後も 続 つづ けて、カードの数字の合計が9になる場合、12になる場合、15になる場合、18になる場合と 確 たし かめていきます。ミスをしないためには 小さい順に、 丁寧 ていねい に書き上げていくことが 大切 たいせつ です。
(0,1,5)と(0,4,5)のカードを使う場合は、どちらも4通りになります。また、(1,5,9)と(4,5,9)のカードを使う場合は、どちらも6通りになります。0が入っているかどうかで、 結果 けっか が変わってくるんですね。それが分かっていれば、並びかえ方を 全部 ぜんぶ 書き出す 必要 ひつよう はありません。
上の 画像 がぞう をみると、 解 と くのが 面倒 めんどう に思えるかもしれませんが、 慣 な れてくると下の画像のように、かんたんに解くことができるようになります。たくさん 練習 れんしゅう をして、 間違 まちが えないためにどうすればよいのか、どれを書かずにすませられるのかを、自分なりに 工夫 くふう していきましょう。
(12)350より大きいものを書いていきます。百の 位 くらい が3の場合は、351と352と354しかありません。
百の位が4の場合は、 樹形図 じゅけいず に書いてみると、12通りあることが分かります。12通りを全部書くのは少し 大変 たいへん なので、計算で出してもよいです。
百の位が5の場合も、百の位が4の場合と同じで12通りになるので、樹形図を書いたり計算する 必要 ひつよう はありません。この問題では4と5が全く同じ 役割 やくわり をしているので、4と5を入れ 替 か えても同じ 結果 けっか になるんですね。もしも『 偶数 ぐうすう になる整数を考える』とか『3の 倍数 ばいすう になるものを考える』とか『4のカードは1枚だけど5のカードは2枚ある』などの 条件 じょうけん が 別 べつ にある場合は、同じ結果になりません。
大技①:『同じ 役割 やくわり 』をする数字 同士 どうし は、入れ 替 か えても 結果 けっか が同じになる
(13)小さい方から25番目なので、まずは百の 位 くらい が1の場合が何通りあるのかを考えていきます。
樹形図 じゅけいず で全部書いてもよいですが、かなり多くなるのであまりオススメしません。上の 画像 がぞう にあるように、計算で求めた方がよいでしょう。百の位が1の場合だけで20通りあることが分かるので、あとは下から5通り目を考えればよいですね。
次は百の位が3の場合です。その中で小さい 順 じゅん に、樹形図に書いていきます。樹形図は 数 かぞ え 間違 まちが いをしやすいので、 無駄 むだ な所は書かないことが大切です。百の位が1の時だけで20通りあったので、百の位が3の中で1番小さい301は、全体の21番目です。あとは分かりやすいように 丁寧 ていねい に番号をつけていきましょう。答えは 310 です。
(14)一見 いっけん これまでと同じような問題に見えますが、『カードを 並 なら べて整数を作る問題』ではありません。またこれはサピックスのテストの中でも 後 うし ろの方に 出題 しゅつだい される、 思考力 しこうりょく 問題・ 応用 おうよう 問題なので、算数が 苦手 にがて な人は 無理 むり に 解 と く 必要 ひつよう はありません。
色々な 解 と き方が考えられますが、①はベン 図 ず を書く方法で解いてみましょう。上の 画像 がぞう のように、円を2つ書いて、ア・イ・ウの3つの 部分 ぶぶん に分けます。左の円が3の倍数を表しています。右の円は4の倍数です。
1~333までに3の倍数は111個あるので、左の円は111の大きさを 表 あらわ します。ただしこの時はまだ、円の中に111と書かないほうがよいです。111という数字がアだけのものなのか、アとイを合わせたものなのかが、分からなくなってしまうからです。まずは111を左の円の 外側 そとがわ に書いておきます。
イが 決 き まった 後 あと に、アとウを書き入れていきます。アとイを合わせたものが3の倍数なのですから、111-27=84より、アが84と分かります。同じようにウも、83-27=56と分かります。
ベン図はこのように、 いくつかの 部分 ぶぶん の 合計 ごうけい が分かっていても書き入れない、 各部分 かくぶぶん が決まってから書き入れる 、ということを守るときれいに書けます。
取り 除 のぞ いたカードは、ベン図のア・イ・ウの部分の合計なので、答えは111+56= 167枚 です。小さなことですが、アとイの合計は最初から111だと分かっていることを使えば、84+27+56と、3つの足し算をする 手間 てま が 省 はぶけ けます。
次に②の問題を解いていきます。①の後に残ったカードから『6の倍数より4小さい整数の書かれたカード』を取り 除 のぞ いていくということですが、『6の倍数より4小さい整数』とは具体的には2,8,14,20・・・といった数になります。6の倍数を使っているので、整数が6進むごとに出てくるカードですね。
①は3の倍数と4の倍数を使っていました。それに加えて、6ごとにくり返す数字を使うので、3と4と6の 最小公倍数 さいしょうこうばいすう である12ずつのグループを考えます。ちなみに3と4の最小公倍数も12なので、そこに6が入っても最小公倍数は変わりません。
1~12までの数字を書いてみます。そこから問題文に書かれている 手順通 てじゅんどお り、まずは3の倍数を取り除きます。上の 画像 がぞう では赤の 斜線 しゃせん で書いてあります。次に4の倍数を取り除きます。画像では青の斜線で書いてあります。最後に『6の倍数より4小さい整数』を取り除きます。画像では緑の丸で書いてあります。2と8ですね。
ただし、2のカードは 普通 ふつう に取り除いていますが、8のカードは4の倍数を取り除いた時にすでになくなっているので、②の問題では取り除いていないことになります。ですから、1~12の中で『6の倍数より4小さい整数』を取り除いたのは、2の書かれたカード1枚だけになります。
次の12枚のカードである、13~24のグループを考えても、同じ 結果 けっか になります。取り除くのは、14が書かれたカード1枚だけになります。
さらに、各グループの中の前から2番目のカードを取り除いているのですから、あまりの9枚の中からも1枚取り除くことになります。ですから答えは 28枚 となります。
②の(イ)の問題を解いていきます。すでに3の倍数、4の倍数、6の倍数に 関 かか わるカードを取り除いている 状態 じょうたい であることに注意してください。その上で、5の倍数に関わるカードを数えるのですから、3,4,5,6の最小公倍数である、60枚ずつのグループを考える 必要 ひつよう があります。
ただし、60まで書き上げるのは 大変 たいへん なので、ここでは先に『5の倍数よりも2小さい数字』を60まで書いて、その後で『3の倍数』『4の倍数』『6の倍数よりも4小さい数』を消していく方法にします。
60までの『5の倍数よりも2小さい数字』は3,8,13,18,23,28,33,38,43,48,53,58の12個です。ここから『3の倍数』『4の倍数』『6の倍数よりも4小さい数』を消すと、13,23,43,53,58の5枚が 残 のこ ります。これで1~60のカードのうち『5の倍数よりも2小さい数字』は、5枚残っているということが分かりました。
さらに、あまりの33枚のうち、前から13,23番目の数字(313と323のカード)も『5の倍数よりも2小さい数字』として 残 のこ っているものになります。この2枚を 加 くわ えて、答えは 27枚 です。
(15)出題した中学校の偏差値[43]にしては、かなり難しい問題です。 難関校 なんかんこう を 目指 めざ す6年生だけが 解 と ければよいです。もちろんチャレンジしたい生徒は、5年生で解いてみてもかまいません。そしてこの問題も(14)の問題と同じで、カードを 並 なら べて整数を作る問題ではありません。
①を解いていきます。数字とアルファベットが 交互 こうご に 並 なら ぶためには、数字から始まる必要があります。『数字→アルファベット→数字→アルファベット→数字→アルファベット→数字』の 順番 じゅんばん しかありませんね。もしアルファベットで始まったら『アルファベット→数字→アルファベット→数字→アルファベット→数字→数字』となり、 最後 さいご に数字が 連続 れんぞく してしまいます。
大技④:『それぞれの 場合 ばあい に○○通りある』ならば、かけ算で計算する
②は計算は 大 たい したことがないですが、考え方が 難 むずか しいです。
数字だけ見た時の 並 なら び方は変わらないということですから、もう0,1,2,6という数字の中での 区別 くべつ はいりません。数字は全部○と 表 あらわ しましょう。
同じようにアルファベットも、いつもS,D,Mの 順番 じゅんばん なのですから、SDMを区別しないで×とだけ表すことにします。
○を4つと×を3つ並べるだけで、0,1,2,6,S,D,Mの並び方が自然と決まるということです。上の 画像 がぞう にあるように、たとえば○×○○××○という並び方にすれば、0S12DM6という 暗証番号 あんしょうばんごう に決まるわけです。
7枚のカードから3枚を選ぶには、7×6×5をしておいて、後で6で割ればよいですね。3枚選ぶのですが、選んだ3枚の並び方は考えないので、 重複 ちょうふく する6回で割る必要があります。
解説 かいせつ が長くなってしまいましたが、『○4つと×3つを並べる方法が何通りあるか』の計算方法を、 公式 こうしき として 覚 おぼ えておくのも一つの手です。
裏技①:同じ 種類 しゅるい のものが 含 ふく まれるものを 並 なら び 替 か える時は 公式 こうしき で 解 と く
『2種類のものが、それぞれ何個かあるとき、それを並びかえる方法が何通りあるのか』というのは、 数学 すうがく でいつか習うことになる公式です。その計算方法を説明します。○と×を合わせると7個ですね。ですから7から1まで順番にかけます。
となります。その後、『○4つと×3つ』ですから、4から1までと、3から1までで 割 わ ります。ややこしく感じるかもしれませんが、 慣 な れたら 簡単 かんたん です。
となりますね。 一気 いっき に 約分 やくぶん できるので、計算も簡単です。
(16)素数 そすう の問題はよく出るので、1~100までの素数は 暗記 あんき してしまいましょう。この問題でもそうですが、素数かどうかを一つ一つ 確認 かくにん していたら 遅 おそ くなってしまいますし、 間違 まちが いも多くなりますね。
まず素数を問題 用紙 ようし か計算用紙に全部書いてしまいます。あとは1,3,4,5,7を使って作ることのできる数字にマルを付けていくだけですね。 間違 まちが えないように 丁寧 ていねい に数えて、答えは 10通り です。
(17)出題校 しゅつだいこう の 偏差値 へんさち はそれほど高くありませんが、 意外 いがい と 難 むつか しい問題です。
①を 解 と いていきます。3の 倍数 ばいすう といっても、上から2番目を 求 もと めるだけですから、大きい 順 じゅん に 樹形図 じゅけいず で書き上げていきましょう。
ある 程度 ていど 書き上げた後に、3の倍数かどうかを 確認 かくにん していきます。
大技②:3の 倍数 ばいすう であれば『 各位 かくくらい の数の和が3の倍数になる』
という 法則 ほうそく を使って確認すればよいですね。
1番大きい3の 倍数 ばいすう は9873です。これは 各位 かくくらい の 和 わ が27です。27は3の倍数ですから、9873も3の倍数といえます。
2番目に大きい3の倍数は 9837 です。これは9873の3と7を入れ 替 か えただけなので、和は同じ27です。これが答えになります。
②を解いていきます。まずは 樹形図 じゅけいず を書いて、その中から 目的 もくてき の数字を 探 さが すという 方針 ほうしん は①と変わりません。ただし今度は4の倍数ですから、
大技③:4の 倍数 ばいすう であれば『 下二桁 しもふたけた の数が4の倍数になる』
という 法則 ほうそく を使います。
最大の4の倍数はすぐに見つかります。9872です。 下二桁 しもふたけた の72が4の倍数なので、9872も4の倍数といえます。
最小の4の倍数はなかなか見つかりません。『千の位が1、百の位が2』のときは、残りの数字が3,7,8,9ですが、これで4の倍数を作ることはできません。 樹形図 じゅけいず で全部書いて 確 たし かめてもかまいません。
『千の位が1、百の位が3』のときは、残りの数字が2,7,8,9なので、4の倍数を作ることができそうです。2と8が 偶数 ぐうすう なので、4の倍数が作りやすいんですね。小さい順に書いてみると、1328が4の倍数になります。28が4の倍数なので、1328も4の倍数になるんですね。
(18)海城 かいじょう の問題としてはかなり 簡単 かんたん です。 塾 じゅく で 習 なら う 普通 ふつう の 内容 ないよう をしっかり 理解 りかい していれば、すぐに解けます。
1~6の数字を 並 なら べて3 桁 けた の整数を作るのですが、0が 含 ふく まれていませんし、同じ数字は1度ずつしか使いません。『偶数にしなさい』などの 条件 じょうけん もないので、シンプルに 並 なら び 替 か えるだけです。
上の 画像 がぞう の通り、百の 位 くらい 、十の位、一の位のための 場所 ばしょ を作り、そこに 何通 なんとお りの数字が入るのかを考えていきます。
百の位から考えていった場合、1~6のどの数字を入れてもよいので、6通りになります。十の位には、百の位で 選 えら んだ数字 以外 いがい ならどの数字を入れてもよいので、5通りになります。一の位には、百の位と十の位で選んだ数字以外ならどの数字を入れてもよいので、4通りになります。以上をかけ算して
大きい 順 じゅん に 並 なら べた時の50番目ということなので、書き上げてもできる問題です。ただ50通りを全部書くのは 大変 たいへん なので、 途中 とちゅう までは計算していきましょう。
百の 位 くらい に6が入る 場合 ばあい だけで、何通りあるのか考えてみます。十の位には1~5の5通りの数字が入ります。一の位には、1~5の中で十の位で 選 えら ばなかった4通りの数字が入ります。ですから百の位が6の場合は、5×4=20通りあることがわかります。
百の位が5の場合も同じです。この問題では、 偶数 ぐうすう と 奇数 きすう のような 指定 してい がないですし、どのカードも1枚ずつなので、6と5は同じ 役割 やくわり をしていますね。ですから百の位が5の場合も20通りになります。
大技①:『同じ 役割 やくわり 』をする数字 同士 どうし は、入れ 替 か えても 結果 けっか が同じになる
ここまでで、大きい 順 じゅん に40通り数えたことになるので、あと10通りです。百の位が4の場合の中に答えがありそうなので、 残 のこ りは 樹形図 じゅけいず で書いていきます。 丁寧 ていねい に、大きい順に書いていくだけです。
大問 だいもん の中の、3番目の 小問 しょうもん ですが、これも 大 たい したことのない問題です。
大技②:3の 倍数 ばいすう であれば『 各位 かくくらい の数の 和 わ が3の倍数になる』
3の倍数に 関 かん する問題ではこの 法則 ほうそく を使うんでしたね。
3 桁 けた の 各位 かくくらい の 和 わ が3になるものから考えていきます。これは111しかないですが、同じ数字は1回しか使えませんから 無理 むり です。
各位の和が6になるのは、(1,2,3)の数字を選んだときです。この3つの数字の 並 なら び 替 か え方は、123,132,213,231,312,321の6通りあります。計算で出すならば、3×2×1=6です。
次に各位の和が9になるになる 場合 ばあい を考えます。和が9になる数字の 選 えら び方は(1,2,6),(1,3,5),(2,3,4)の組み合わせです。そしてそれぞれが6通りに 並 なら び 替 か えられるので、18通りになります。
同じように和が12になる場合、15になる場合を書き上げていけば、答えになります。答えは 48 ですね。
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