【殖産興業とは】簡単にわかりやすく解説!!政策の意味や目的・影響・結果など
【殖産興業とは】簡単にわかりやすく解説!!政策の意味や目的・影響・結果など

【殖産興業とは】簡単にわかりやすく解説!!政策の意味や目的・影響・結果など

2014年群馬県にある富岡製糸場が世界文化遺産に登録されました。 実はこの建物は明治時代にしていた『殖産興業』によって造られた物の一つだったことをみなさんはご存知でしたか? 今回は、そんな明治時

世界の歴史を大きく変えた機械。この機会によって世界は大きく変革していきます。 今回はそんな変革が起きたきっかけとなった『産業革命』について簡単にわかりやすく解説していきます。 産業革命とは? 産業革命とは、18世紀から19世紀にかけて起こった大量のハイテクな機械の発明により、産業の主体が手.

殖産興業の例!スローガンは『富国強兵』

明治新政府は早速『富国強兵』をスローガンとして新しい国づくりを始めていきます。

【富国強兵とは】簡単にわかりやすく解説!!政策の意味・理由など

明治時代になって日本史も覚えることがぐっと多くなります。 明治から大正になる時代の移り変わりが激しくなり、海外とのやりとりや国交も増えてくるため諸外国の動きも含めて理解することが大事です。 どうしてそのような流れになったのか、結果どうなったかという前後の流れも覚えておくと理解がより深まります。.

①造船の場合

それが船の建造です。

政府は江戸時代が末期に建てられた造船所を横須賀海軍工廠として改良しました。今でも横須賀には海上自衛隊の基地がありますね。

②鉄道の場合

そして最初に開業した東京〜横浜間から始まり、民間の力も借りて日本はどんどん鉄道網を増やしていきました。

③生糸の場合(富岡製糸場)

そこで政府は当時生糸の原料となる蚕の生産が盛んだった群馬県の富岡というところに最新のハイテク機器をふんだんに使った西洋建築の工場を建てました。

それが富岡製糸場です。

富岡製糸場で作られた生糸は世界でも評判がとてもよく、一時は日本の生糸輸出量は世界一となるぐらいまでに成長しました。

殖産興業でやってきた外国人

①産業系の外国人

富岡製糸場の建設に携わったフランスの生糸技術者のポール・ブリューナや、横須賀海軍工廠の建設を指導したレオンズ・ヴェルニーが有名です。

②教育系の外国人

(ウィリアム スムス クラーク博士 出典:Wikipedia)

とくに『少年よ、大志を抱け!』で有名なクラーク博士や、小説の『怪談』などで有名なパドリック・ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)などがよく知られています。

また、元々は政治学者として日本に来ていたフェロッサは日本の古き良き美術作品に感動して、現在の東京美術大学の前身である東京美術学校の設立に関わるなど、本来の目的とは違うところで日本に貢献した外国人がいました。

殖産興業の結果

ちなみに日清戦争で勝った時にもらった賠償金によって、八幡製鉄所が開業して日本は生糸などの軽工業中心から製鉄などの重工業も発展しました。

殖産興業の影響「政策によって生まれた財閥」

政府はある程度日本の産業が発達したらどんどん民間に売り払っていきます。このことを払い下げと言います。

払い下げの先はさまざまな会社にいきますが、特にこの頃お金をたくさん持っていた三井や三菱に多く払い下げが行われました。

これによってどんどん三井や三菱がさまざまな分野で力を持ち始め、いつしか日本の産業全体を支えることになる財閥へとなっていくのです。

【財閥解体とは】簡単にわかりやすく解説!!なぜ行った?理由(目的)や影響・結果など

戦前の日本の経済を支え、今でもその名残が色濃く残っている財閥。 しかし、この財閥は戦後GHQに目をつけられてしまい解体されることになってしまいました。 今回はそんな『財閥解体(ざいばつかいたい)』を日本の4つの財閥と合わせて、簡単にわかりやすく解説していきます。 財閥解体とは? (財閥家族の.

まとめ

✔ 日本は富国強兵を進めるために殖産興業という産業が発展するようにするための政策を行った

✔ 殖産興業の目的は造船・鉄道・製糸などさまざまな分野にわたった。

✔ 政府は殖産興業を進めるために外国人をたくさん招き入れた。

✔ 日本は産業が発展してどんどん成長していった。

✔ 三井や三菱は殖産興業で作られた工場を政府からもらい受け、さまざまな分野に力を伸ばす財閥へとなっていった。

こちらの書籍がおすすめ!

posted with カエレバ

明治維新から、20世紀初頭にかけての、日本の産業革命の流れを、豊富な資料をもとに、丹念に追っている。 一般に、この時代を総称して、富国強兵と言われる。 文字通り、富国、つまり産業革命は、強兵、いわゆる、戦争に向けての軍備拡張と並行していたことがよくわかる。 時は、帝国主義の時代。日本も、朝鮮や中国を植民地として想定していた。 そこが市場になり、産業も拡大することができる。 戦前の日本では、否応なく、軍部と産業界は、切っても切れない関係であったのだ。

【一ノ谷の戦いとは】簡単にわかりやすく解説!!背景や経過・結果・その後など 【大津事件とは】簡単にわかりやすく解説!!大審院長『児島 』!司法の独立! 【特需景気と高度経済成長の違い】簡単にわかりやすく解説!!朝鮮特需やバブル景気など 【太閤検地とは】簡単にわかりやすく解説!!目的や意義・内容・影響・結果など 【鎌倉幕府の滅亡の理由】わかりやすく解説!!原因や滅亡させた人物・滅亡後など 【サンフェリペ号事件とは】簡単にわかりやすく解説!!原因や内容・その後など 【下地中分とは】簡単にわかりやすく解説!!なぜ行われた?目的や内容・影響など 【学問のすすめとは】内容を簡単にわかりやすく解説!!意味や福沢諭吉について 【オランダ風説書とは】わかりやすく解説!!提出された理由や内容・影響など 【江戸時代の三大改革とは】享保・寛政・天保の改革!!主要な内容&覚え方! 【保元の乱とは】簡単にわかりやすく解説!!反乱の原因や経過・結果・その後など 【天津条約とは】簡単にわかりやすく解説!!1885年日清間で結ばれた条約!
  • 【戊辰戦争とは】簡単にわかりやすく解説!!きっかけや経過・結果・影響など
  • 【シーメンス事件とは】簡単にわかりやすく解説!!内容や背景・影響など
プライバシーポリシー
  • 💡プライバシーポリシー
  • 📚日本史用語の理解を深めよう!

日本史事典.com All Rights Reserved.