私が入浴をした白濁湯の温泉 5選
なぜ温泉は白くなる? 温泉の色が白くなっているのには、主に3つの要素があります。 一番多いのは、活火山の近くの温泉で硫黄(硫化水素)が空気に触れて硫黄の微粒子が徐々に大きくなって結晶化することで、白く
温泉の色が白くなっているのには、主に3つの要素があります。 一番多いのは、活火山の近くの温泉で硫黄(硫化水素)が空気に触れて硫黄の微粒子が徐々に大きくなって結晶化することで、白く濁る現象です。 湯口の温泉は透明なのに、浴槽で白くなっているのはこのように空気に触れて温泉成分が反応して色が変わってくるからです。 また、地中の重炭酸カルシウムが温泉が湧き出たときに炭酸ガスが抜けることによって、重炭酸カルシウムが分解して炭酸カルシウムとなって白く濁ることもあります。 その他には、カルシウムを高濃度で含んでいる場合も白くなるそうです。
温泉は気まぐれな生き物なので、その色の濃淡が変わったり、同じ源泉でも日によって濁らなかったり、コバルトブルーなどの違った色になるときもあります。
私が入浴をした主な白濁湯の温泉
1 咲花温泉(新潟県)硫黄泉の咲花温泉は、硫酸塩泉の基準も満たしていて、空気に触れると温泉の色がエメラルドグリーンから徐々に白濁色へと変化をしていきます。
日帰り入浴施設や共同浴場はないので、温泉旅館で外来入浴をすることになります。 すべての宿が同一源泉なっていますが、湯使いによってそれぞれの宿の温泉の色は異なります。 私が宿泊をした「柳水園」は、浴槽の大きさに比べ湯量が多かったからか、エメラルドグリーンの温泉が源泉かけ流しになっていました。 同じ源泉でも日帰りで訪れた、「咲花温泉 一水荘」や「望川閣」には複数の浴槽があり、源泉投入から時間の経ったぬる湯の浴槽で白濁湯を 楽しむことができました。
「咲花温泉 一水荘」は、磐越西線をわたった踏切の向こうの山側にあるこじんまりとした上品な感じの佇まいの温泉宿でした。 右手に湯口があり、時間をかけて左手の浴槽に流れ込んだ温泉が白く濁っています。 「望川閣」の内湯の3つの浴槽も、温泉を空気に触れる時間を調整することによりそれぞれの色を変えています。
【咲花温泉 一水荘】踏み切りの向こう側にある温泉宿に日帰り入浴咲花温泉に唯一、磐越西線をわたった踏切の向こうの山側にある温泉宿「咲花温泉 一水荘」を日帰り入浴で訪問しました。 こじんまりとした上品な感じの佇まいの宿です。 フロントで温泉の入浴希望を伝えて、入浴料を支払い一階奥にある大浴場の場所を教えてもらいます。 脱衣所は宿に合わせた感じで、それほど大きくはな.
【咲花温泉 望川閣】日帰り入浴で3色変化の温泉を堪能JR磐越西線咲花駅から徒歩1分ののホテル「望川閣」に外来湯で利用しました。 今回、宿泊をした「柳水園」で湯めぐり手形を1,500円で購入しての訪問です。 この手形で、咲花温泉にある8軒の温泉宿にどこでも、3軒入浴することが出来ます。 しかもこの手形の使用済みを10枚ためると新しい手形が1枚もらえます.
2 白骨温泉(長野県)白骨温泉は硫化水素(硫黄分)とカルシウム成分によって白濁しています。硫化水素は、空気に触れて硫黄の微粒子となり白色し、さらにカルシウム成分で、 重炭酸カルシウムが分解て、炭酸カルシウムの微粒子となり同じく白く濁ります。 浴槽や床には、水に溶けにくい成分が沈殿して凝固しています。ごつごつしたその様子が「白い骨」から「白骨」となったともいわれています。
白骨温泉の代表格は、雑誌やポスターなどでよく目にする「泡の湯」の露天風呂ですが、白骨温泉でも奥にあるこじんまりとした温泉宿の「笹屋」の内湯の雰囲気が私は気に入っています。
【白骨温泉 小梨の湯 笹屋】 癒される白濁湯の温泉宿小梨の湯 笹屋 白骨温泉の日本秘湯を守る会に加盟(2024年2月29日に退会)をしている宿「小梨の湯 笹屋」に宿泊しました。 ここは総客室数10部屋と白骨温泉の中でもこじんまりとした宿です。 部屋数が少なくて、落ち着いて滞在ができるので、連泊を含めて何度かここで暑い夏から逃避させていただきました。 .
3 乳頭温泉(秋田県)秋田県仙北市の十和田八幡平国立公園内にある「乳頭温泉」は、いくつかの温泉の集まりの総称です。特に「鶴の湯」の混浴露天風呂が有名ですが、その他に「大釜温泉・妙乃湯温泉・蟹場温泉・孫六温泉・黒湯温泉・休暇村 乳頭温泉郷・一本松温泉」などの温泉がありますが、源泉はもとより泉質もそれぞれ異なります。 その中で、硫黄泉の「鶴の湯温泉」と「黒湯温泉」それに炭酸水素塩泉の「休暇村 乳頭温泉郷」の露天風呂の浴槽が白濁湯になります。
【乳頭温泉郷 鶴の湯温泉】日本一有名な混浴露天風呂秘湯の温泉「鶴の湯温泉」は、おそらく乳頭温泉郷で一番有名な温泉宿で、その佇まいは湯治宿そのままので、いろいろなテレビや本で紹介されています。 今回の旅行では、ここに宿泊をしたかったのですが残念ながら満室で断念し、大釜温泉に宿泊をしました。 やっぱり人気の高い宿だと、宿泊の予約もかなり前にしないといかなかった.
【乳頭温泉郷 黒湯温泉】撮影禁止の混浴露天風呂の白濁湯温泉乳頭温泉郷の中でも湯量が豊富な「黒湯温泉」を訪問です。 この温泉の開湯は、延宝2年(1674年)頃と言われています。 ここは、宿泊棟が点在しており自炊棟やかわぶきの一軒屋の一棟貸しもあります。 まずは、正面の建屋で入浴料を支払います。(私は乳頭温泉郷の宿に宿泊した人が購入出来る「湯めぐり帖」を利用.
【乳頭温泉郷 休暇村 乳頭温泉郷】美の国秋田に唯一の休暇村乳頭温泉郷の中で、一番大きくて立派な建物の「休暇村 乳頭温泉郷」は、一軒宿が点在するこの温泉地ではかなり大きな宿泊施設です。 国がバックにある資金力の差を見せつけています。 旧厚生省のこのような施設が今も国内に多数残っているのですね。 訪問時にちょうど乳頭温泉郷を巡回する湯めぐりバスがご到着。 大.
4 石槌山温泉(愛媛県)標高1,982mの石鎚山は、日本七霊山のひとつでその登山口にあるのが「石槌山温泉」です。 四国では珍し白濁湯は、その温泉成分の濃度の高さからとのことです。 私は、京屋旅館でその温泉を楽しみました。
【石槌山温泉 京屋旅館】石鎚山登山の後は乳白色の温泉へ百名山の温泉 日本百名山や日本7霊山で有名な愛媛県の名山で、標高1,982mの石鎚山に登山を試みました。 ロープウェイの山頂成就駅から歩いていると雨が降り出してきて、2時間近く歩いてやっと「試しの鎖」に到着するも雨が激しくなり、残念ながら今回はここで登山を断念しました。 その帰りに「石槌山温泉 京屋.
5 栗野岳温泉(鹿児島県)栗野岳温泉は、明治39年創業の一軒宿「南州館」です、 日帰りで利用が出来る温泉は3つあり、その他に宿泊者専用の内湯の浴室もあります。 あの西郷さんもこの温泉で湯治をしたこともあるそうです。 残念ながら今では閉館してしまいました。
【栗野岳温泉 南州館】西郷さんも湯治をした一軒宿の秘湯に宿泊この宿は、2021年12月で閉館しました。 栗野岳温泉 南州館 栗野岳のふもとにある「南州館」。 一本道の山道を車で登っていくと突然その宿は現れます。 あの西郷さんも明治維新の頃にここで1か月近く(一説では3か月)も湯治をしたとされていてます。 この宿の屋号もそこからきているのでしょう。 西郷さんは.