アザミウマの生態を徹底解説!特徴と種類、そして天敵とは?
アザミウマの生態を徹底解説!特徴と種類、そして天敵とは?

アザミウマの生態を徹底解説!特徴と種類、そして天敵とは?

施設栽培で厄介な害虫の代表であるアザミウマ。体長は1~2mm程と小さく、繁殖力の強い吸汁害虫でウィルス病も媒介します。その上、被害痕は葉が縮れたり果実に傷がついたり奇形になったりと作物の品質低下をもたらす何とも嫌らしい害虫です。アザミウマはそこらの雑草にもいる身近な存在なのですが、植物の隙間に潜んでいてパッと見ではわからないので、一般の人にはあまり知られていないようです。家庭菜園の本には名前すら載っていないこともあり、何の被害だろうと思っていたら実はアザミウマだったということはよくあります。しかし先に述べたように大量発生を許すとその被害は甚大です。

代表的な天敵は カブリダニ類とヒメハナカメムシ類 です。ヒメハナカメムシ類は近くにマリーゴールドを植えると定着率がアップします。 施設栽培の場合は市販の生物農薬も効果的です。代表的なものに天敵昆虫を利用したスワルスキー®カブリダニ剤とタイリク®ヒメハナカメムシ剤、天敵微生物を利用したボタニガードES®とパイレーツ粒剤®があります。どれもJAS法に適合しているので有機栽培農家さんでも安心して使えますよ。

【haruchihi】 博士(環境学)を取得しています。 持続可能な農業を目指し、有機質肥料のみを使ったトマトや葉菜類の養液栽培を研究してきました。研究機関やイチゴ農園で働いた後、2児の母として子育てに奮闘する傍ら、家庭菜園で無農薬の野菜作りに親しんでいます。

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