仏教のことば:「葷酒(くんしゅ)」
仏教のことば:「葷酒(くんしゅ)」

仏教のことば:「葷酒(くんしゅ)」

葷酒(くんしゅ)葷とは臭気のある野菜で、葱、韮、らっきょう、にんにく、はじかみなど。鳥獣魚肉の意とも。酒を飲むことはもちろん、葷を食することは臭気の不浄さと精力つくため禁じられた。

仏教で、酒のことを俗に【般若湯】と言いますね。 般若とは、単なる知識を超えた深い悟りを意味する“智慧”のこと。 仏教徒が守るべき5つの戒律―『不殺生戒(殺さず)』『不偸盗戒(盗まず)』『不邪淫戒(淫らな行為をせず)』『不妄語戒(嘘をつかず)』『不飲酒戒(酒を飲まず)』で、 不飲酒戒が5番目に来るのは、酒を飲んだら前の4戒を犯しやすくなるという理由。 日本の寺院では「五戒は飲酒そのものを厳禁しているわけではなく、他に悪いことをしなければ飲んでも差し支えない」「酔うために飲むのではない、修行に役立つ智慧を生む【般若湯】として飲む」と緩~く解釈したようです。 厳しい刑罰を科したモーゼの十戒やイスラム教の戒律とは違って、人間の自主性に委ねたんですね。

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