マグネットスイッチ(電磁接触器)とは?仕組みや構造をご紹介!電磁開閉器?呼び方の違いから故障事例まで!
マグネットスイッチってなんなの?というところから仕組みや構造を詳しく解説します。実際の使用例から故障事例、故障時の対処法まで細かく解説いたします。少しでも詳しくなりたい方にオススメのページになっています。
ここまで接点の話をしていましたが、実は 固定接点は外すことが出来ます 。端子ネジを外した後マイナスドライバーでこじる等して思いっ切り引っ張ることで外すことが出来ます。接触不良の場合などには 接点を一度外して荒れた部分を研磨したり磨くことで再使用することが可能 です。ちなみに固定接点が外れることは言いましたが 可動接点も外すことが可能 です。クネクネと引っ掛かりを外すことで取り外すことが可能です。接触不良の場合磨けば使用出来ますが、 焼き付きの際は焼き付きを外すことが出来れば復活することが可能 です。ガッツリ焼き付いてしまった場合にはマグネットスイッチそのものを交換する必要がありそうです。
コイルの交換つまり 不良品のマグネットスイッチを捨てる前にコイルだけ取っておく という手も使えます。ただし交換に手間がかかるためマグネットスイッチを丸々交換する方がラクです。緊急事態用としてコイルを保管しておくくらいの心持ちの方が良いでしょう。
リレーとの違い
コイルが磁化して接点が閉じて電気を流すという点においては マグネットスイッチとリレーはほぼ同じ機能を持っています 。では何が違うかと言うと…リレーとマグネットスイッチでは 流せる電流が大きく異なります 。リレーはMY4Nでは最大5Aほどですが、マグネットスイッチの場合約30A〜と大きくなります。ただし機器の物理的な大きさという点ではマグネットスイッチは配電盤の中でスペースを取ります。
基本に帰り、 マグネットスイッチ はモーターやヒーターなど 動力系 の入り切りに用いる、 リレー は 電気信号 の入り切りに用いる ことがやはりメインの使い方になります。
【初心者向け】リレーの基本!オムロン MY2Nを解説! 電気制御の基本中の基本!リレーについて解説!リレーの構造や種類、端子番号など分かりやすく解説! gijutusha.comマグネットスイッチの種類
一例を示しておきます。左から 富士電機 ・ 三菱電機 ・ シーメンス となっています。メーカーによっては分解してコイルの入れ替えなどは出来ないようになっているタイプもありますので注意が必要です。
ここまで通常タイプのマグネットスイッチでしたが少しばかり珍しいタイプのマグネットスイッチもあります。 マグネットスイッチが2個隣並びになったようなタイプ です。このタイプは 左右のマグネットスイッチが決して同時にONしない ような仕組みになっています。
使用例で言うと昇降機の上昇下降など、 一つのモーターで正転・逆転をする場合に用いられる タイプになります。もしマグネットスイッチを2個単純に用意すると接点の焼き付きなどが起きた場合に短絡してしまいます。そのような事故を防止するために2個隣並びで同時ONしないタイプなどが存在しています。