大工 齊田綾のブログ
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今朝(2012.111.10)の道新朝刊に、コンクリートブロック(CB)造りの三角屋根住宅についての記事がありました。 一部、抜粋してご紹介します。...

かつては道民の暮らしになじみの深い存在だったコンクリートブロック(CB)造りの三角屋根住宅について、道内の建築学の研究者らが寒冷地に適した住宅様式として再評価する調査を進めている。札幌近郊には北海道住宅供給公社が1950年代~70年代に建設した約3500戸が原型のまま残っており、住民や当時の技術者から詳しい聞き取りを行い、記録に残す。その上で、長く使ってもらうため、適切な改築方法などを提言する考えだ。 -中略- 普及したのは、雪が積もらない急勾配の屋根や熱が逃げにくいシンプルな外壁など構造上の利点があったためだ。研究会メンバーの道工大建築学科の谷口尚弘准教授(39)は「居間に和室や台所が隣接して廊下部分が少なく、暖房効率が高かった」と指摘。居間中心の間取りは「家族が自然に集まり、コミュニケーションを取りやすい構造。北海道が誇るべき住宅」と評価する。 -中略- 80年代以降は木造の高気密高断熱住宅が登場した影響などで新たな建築はほとんどない。 -中略- 札幌市手稲区で73年から三角屋根住宅に住む那須野美智代さん(68)は「造りがしっかりしていて安心感がある。夏は涼しくて冬も暖かく、北海道にぴったりの住宅だと思う」と愛着を語る。-中略-谷口准教授は「このまま忘れ去られるのは、あまりに惜しい住宅文化。原型を維持した改築例を示し、少しでも多くの三角屋根住宅が残るお手伝いができれば」と話した。

by aya-saita | 2012-11-10 22:02 | 家まもり | Comments( 0 )