カマキリの基本色2種、緑色個体と褐色個体の比較
カマキリの基本色2種、緑色個体と褐色個体の比較 以前2匹のカマキリを飼育していた際は結果的にオスメスでしたが両方褐色個体だったので周りに散々「なぜ黄緑ではないのか?」を説明しましたが、実際カマキリの色については諸説あり 決定的な色が決まる条件と言うのは解明されていない
以前2匹のカマキリを飼育していた際は結果的にオスメスでしたが両方褐色個体だったので周りに散々「なぜ黄緑ではないのか?」を説明しましたが、実際カマキリの色については諸説あり決定的な色が決まる条件と言うのは解明されていない様です。しかしそれまでカマキリなんて関わらない世界で生きていた周囲の人が案外こういった話に食いついてカマキリに興味を持ってくれるのはとても嬉しい事です。私を含めて学術的な専門知識がないもの同士だと固定概念なしなのでどんどん想像力が膨らみます。
そういった話をしている内にどうしてうちのカマキリは緑色にならないの?と疑問が生まれました。
カマキリを飼育していく中で数々の本も読んだし様々な他のサイトさんなどで調べましたが飼育下では緑色個体にはなかなか育たないと言う話をよく目にしました。我が家のカマキリも幼齢の頃は緑色個体のものが多かったのですが成虫になってみれば結局6匹飼育をして1匹だけしか緑色にはなりませんでした。ツートンカラーくらいの色合いの子はいるのですが完全な緑色個体となるとなかなか確率的に低くなるようです。
仮説1・背景の色に同化して色を変えるカメレオン方式がカマキリにも適用されるのではないか?
複数飼育をしているとこうして 聞いてた話となんだか違うな ってところがたくさん出てきます。
背景の色に同化して色を変える説がどうしてまかり通っているかと言うと、それはカマキリの生存率が関係していると思われます。どうしたって緑っぽいところでは緑色個体の方が敵に見つかりにくいし茶色っぽいところなら褐色個体のが敵に見つかりにくいものです。それが逆だったら結構目立つと思います。つまりは暮らしている環境に体の色が似た個体が生き残り、そうでないものが敵に襲われる。その為緑地では緑色個体を見かけるし枯れ葉の多いところでは褐色個体を目撃する例が増えるのでこういった説が流行ったのではないでしょうか。
仮説2・人間の努力関係なしにカマキリは生まれながらに何色になるか遺伝子的に決定している。
ちなみに遺伝子的にと言うのはひとつの卵嚢で見るのではなくて個体それぞれ1匹1匹ずつの違いがあると思っておいた方がいいでしょう。我が家で飼育した兄弟も色はバラバラです。犬や猫でもそうですよね。様々な色の赤ちゃんが生まれます。同じお腹から生まれた命でもそこは違ってくるものなのでしょう。
仮説3・生餌の影響
仮説4・生まれた季節
とりあえず我が家の6匹兄弟を例にあげれば1月と言う早生まれではありましたが色についてはばらつきが出ました。ってことは生まれた季節は関係ないと言う事になるのでしょうか?しかし私が注目をしたいのは遅生まれをした場合のカマキリの体色になります。我が家では遅生まれの個体を扱った事がないので実際のところは記録に残せていないのですが、遅く生まれたカマキリと言うのはそれだけ寒い季節になっても生きている可能性が高くなるかと思うのです。そうなった時に周りはもう草木が枯れ始めて褐色化をしていくわけですから、その中で生き残るのならば恐らくカマキリ自体も褐色である方が生存競争として有利なのではないでしょうか。
仮説5・日光浴をしっかりしているカマキリは緑色個体に、そうでないと褐色個体になる。
光合成なんてものが植物にもありますからあり得ない話でもないですが、そもそもカマキリは植物ではないのでどちらかと言うと私たちの様な日焼けと言うべきでしょうか。しかしこれもオオカマキリのオスに緑色個体は居ないと言われているのでそれはどんなに日光浴しても褐色個体のままでしょうから必ず日光に左右されるとはとても言い切れないのです。オスについてを除いて考えてみるとなんとなくしっくりはくる有力な手掛かりであるとは思えるのですが。オスはオスで完全な緑色じゃない個体もいますからね。 我が家の6匹を比べてみても大体同じように日光を浴びているのにもかかわらず同じメスでも緑色と褐色と別れました。また緑色に一度なった個体が次の脱皮で褐色個体になったパターンもあります。これを考えると日光と色の関係は信ぴょう性は微妙かな~と思ったりします。
カマキリの生活する環境を思い浮かべてみると日当たりのいいところは瑞々しい青々とした植物がたくさん生えているのでもちろんそれに合わせて緑色である方が目立たなそうですよね。そして日当たりがあまり良くない環境だと周囲の雑草も少な目で枯れ葉などが多い環境になりそうです。こうなると緑色では目立ちすぎるので褐色である方が外敵から目立たず安全そうです。自然下で暮らす上で危険を回避する為にカマキリの生きる環境に自然と体色が適応できる様にこうした順応が日光基準であると言う説もこうしてまとめてみるとあり得そうな事ではあるなと思います。
仮説6・飼育をする上での密集度
こちらについてはトノサマバッタなどによく言われる話です。 バッタたちが暮らしているその空間の中で、空間に対してバッタの数が少ないと緑色、バッタの数が多く密集度が高くなると褐色個体になると言います。この為飼育をしている空間の中では密集度が高くなりがちなので褐色の個体が出やすいと言う話があります。このバッタでよく言われる話がカマキリにも通じるものがあるのではないか?と思ったのですが、この話がカマキリに適用されるのであればそれこそ我が家で飼育をしたカマキリはみんな同じ色になるのではないかと思うので、やっぱり関係なさそうでしょうかねぇ。バッタちゃんについても本当にそうなのか…どこまで信ぴょう性がある話なのか謎ですがよく耳にする話なのでこちらにも記しておきます。
カマキリが体色を変えるタイミング私が見る限りカマキリは生まれた時は全員褐色個体寄りです。
我が家で観察をする限り、多くのカマキリは生まれたばかりの黄色っぽい体が固まっていくにつれてこげ茶の様な地味な色合いになりました。
それではこのカマキリがいつ緑色や褐色へと成長を遂げていくのか?それは脱皮のタイミングにかかっています。脱皮をしたら緑色になるのが見受けられたのは我が家では2齢からです。早々緑色になる個体が出てきて以前のカマキリが当たり前に2匹とも褐色だったので驚きました。
生まれた時点の初齢で1齢幼虫と呼ばれているのでつまり2齢は孵化して暫く経ってからの1度目の脱皮になります。ややこしい言い回しですが孵化直後に一度目の脱皮をしているので正しくは2度目ですが、分かりにくいのでここでは孵化して暫くしてからの脱皮を1度目と表します。通常そういった表記がされているものだと思われます。
しかし一度緑色となったからと言って一生そのカマキリが緑色とは限りません。
脱皮の度に色を変える可能性があります。
ところでこんな話をご存じでしょうか?カマキリのオスに緑色個体は存在しないと言う話です。この話が真実ならば色を楽しむ目的だけではなくまだ目視で判断しにくい幼齢の内からオスメスの見分けが早々につきやすくなる便利な印だと思います。緑色になったらメスって事になりますもんね。カマキリが育っていってその後繁殖をするしないは別としてオスメスくらいは飼育者として把握しておきたい情報です。
なので私の飼育経験からいくと途中経過の色の話しを含まず成虫になってからの話のみで判断するのならばまだあり得る話かもしれません。ただしこの事だけをオスメスの判断材料として扱うのは信憑性に欠けると思います。
ツートンカラーも登場!カマキリの色はハッキリ緑か茶だけではない?色の濃さと言うのは日光が深く関係していると言う説があります。
その為自然下のカマキリよりも飼育下のカマキリは色が薄く育つそうです。これはバッタなど他の直翅類に分類されるものはどれもそうなる模様です。
カマキリの色は結局はカマキリ次第で選ぶ事なんて出来ない。
まとめ カマキリ動画(音注意) サイト内検索★カマキリの何を知りたい? リアルタイム飼育日記Copyright (C) 2024 これであなたもカマキリ博士~飼育録~ All Rights Reserved
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